PDCAサイクルを実践している人はいるのだろうか?


1.本日の活動
今日の神流町は、一日通して晴れて、気温が高くなりました。

最低気温はマイナス4.7度、最高気温は15.3度まで上がりました。

気温だけ見ると、「すごく暖かい」という印象を受けそうですが、今日は風が強かったので、それほど暖かいという感覚はなかったです。

「朝のつじ立ち」のときには、それほど風の強さを感じなかったのですが、日中に「演説」をしたときには、風が強すぎて演説を中断することが度々発生しました。ここまで風の強い日は、珍しいです。

こんな風の強い日ではあったのですが、今日の「演説」は「塩沢(しおざわ)」「小平(こだいら)」地区で2回ずつ、「黒田(くろだ)」「柏木(かしわぎ)」地区で1回ずつの計6回行いました。「柏木」「塩沢」地区では、聴衆もいてくださり、大変ありがたかったです。

町の皆さまからは、「寒いので、風邪をひかないように」と私の体を心配してくれる暖かい言葉もいただきました。私は、日々、手洗い・うがいをして風邪には気を付けているのですが、これからは気温差が激しい季節になるので、体調管理には特に注意しようと思います。

2.PDCAサイクルを実践している人はいるのか?
「PDCAサイクル」という言葉を、私の会社員時代によく聞きました。そして、「PDCAサイクルを実践しなさい」とよく言われ、「実践していること」を証明するための資料を作ったりもしました。

「PDCAサイクル」とは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(振り返り)」「Action(改善)」のサイクルを繰り返すことで、作業工程を改善していくものです。この「PDCAサイクル」という言葉は、最近できた言葉ではなく、古くから存在することばです。

「PDCAサイクル」を実践していけば、作業ミスが減り、作業効率も改善していきます。とてもいい考え方だと私も思います。

「PDCAサイクル」に関する本も、たくさん出版されているので、私が働いていた会社だけでなく、広く世の中で必要とされている考え方なのだと思います。

ただ、自信をもって「私はPDCAサイクルを実践している」と言える人は、いるのでしょうか?世間でここまで「PDCAサイクル」という言葉が使われるということは、逆に「PDCAサイクルを実践できない人が多い」ことの裏返しではないかと私は思います。そして、「PDCAサイクル」の本が出版され続けるということは、「実践できない」人が多いから出版されるのではないでしょうか?実践できている人が多ければ、本を出版しようとしないはずです。

「PDCAサイクル」を実践することは、難しいことだと私は思います。

しかし、世の中では、「社会人なら、PDCAサイクルを実践できて当然」と言う人もいます。実践することが難しい(と私は思っている)「PDCAサイクル」を、「実践できて当然」と言える人は、よほど「PDCAサイクル」を意識して行動しているのでしょう。そういう人の仕事ぶりは、きっとどんどん改善されていくのでしょう。

でも、本当に「PDCAサイクル」は、「実践できて当然」というほど簡単なことなのでしょうか?決して私は、それほど簡単なことだと思いません。「当然」と言えるほど簡単なことであれば、「PDCAサイクル」に関する本はこれほど出版されないはずですし、そこまで重要性が叫ばれないはずです。

「PDCAサイクル」を実践できていない私は、ふとそんなことを考えてみました。