街頭演説は、「数をこなすこと」が必要。


1.本日の活動
今日の神流町は、とても暖かくなりました。

最低気温はZERO度、最高気温は16.7度まで上がりました。

「朝のつじ立ち」においては、寒さを感じることなく過ごせました。

今日の「演説」は、「柏木(かしわぎ)」地区で2回、「黒田(くろだ)」「麻生(あそう)」地区で1回ずつの計4回行いました。

2.街頭演説は、「数をこなすこと」が必要
今日で昨年12月18日から開始した街頭演説の回数が、「120回」となりました。

「120回」行ったといっても、私は、まだまだうまい演説は出来ていません。セリフが抜けてしまったり、次のセリフが出てこないことが何回もあります。

会社員時代や学生時代に、プレゼンをする機会がありましたが、街頭演説はプレゼンとは異なるという印象を私は持っています。

プレゼンと異なるところは、2点あると思っています。
1点目は、「開催する場所」の違いです。プレゼンは、たいていの場合、「屋内」で行われます。街頭演説は、「屋外」で行われます。「屋外」で演説を行うと、周りの雰囲気も異なり、聞こえてくる音も違います。車が普通に通り、いろいろな生活音も聞こえてきます。雰囲気が異なるだけで、演説も変わってくると私は思っています。

2点目は、「聴衆」の違いです。プレゼンは、「同じ会社の人」や「仕事の関係者」「同じ学校の人」など、たいてい「似た属性の人」「似た目的意識を持った人」を対象に行います。そのため、発表者と聴衆の「前提となる認識」がかなり近い状態にあると思います。それに対し、街頭演説では、まさに「街頭にいる人」を対象に行います。「街頭にいる人」の属性は、様々なため、「前提」を共有することが難しい状態です。そのような状況の中で、「共感できること」を訴え、相手に「同調」してもらうことが演説の目的だと私は思っています。

街頭演説はこのような状況であるため、事前に家でセリフを丸暗記して、家の中で何回も何回も練習したとしても、いざ街頭に出て演説しようとすると、雰囲気が違い、聴衆が様々であることに驚いてしまい、最初からうまく演説できる人は少ないと思います。街頭演説がうまくなるためには、「街頭で演説を何回も行うしかない」と私は思います。「実戦」を重ねるしかないと思います。

また、いくら家の中で演説の練習をしたとしても、それは相手のいない状態で行っているだけなので、その演説が「本当に聴衆に伝わりやすい内容なのか」「聴衆に聞き取りやすい話し方をしているか」は分かりません。相手のいる状況で話してみて、初めて「相手に伝わりやすいかどうか」が分かるのだと思います。相手がいないと分からないのです。

政治は「合意形成」を行うためのものです。「合意形成」を行うためには、関係者を納得させ、多くの人からの「賛同を得る」ことが必要です。そのような「合意形成」のために、演説は重要な手段だと思っています。

このようなことを考えてみて、今の私が行っている街頭演説の「実戦」は、「必要なもの」だと自分に言い聞かせています。