「財政調整基金」とは?


今日の神流町は、日中晴れましたが、夕方から曇りとなりました。

最低気温は12.6度、最高気温は23.1度となり、寒すぎず、暑すぎず、過ごしやすい天気となりました。

明日は、終日曇りとなるようです。

今日は、午前中は役場での打ち合わせ、午後は家での作業でした。

 

今日の読売新聞の地域版で、以下のような記事が出ていました。

増加基金 地方やり玉、経財諮問会議(読売新聞)
※上記のリンクは、九州版となっていますが、群馬版にも同様の記事が出ていました。

記事の内容は、「財政調整基金などの地方自治体の基金が、全国的に増加傾向であり、地方交付税の削減を国が検討している。その方針に対して、地方自治体は反発している」というものです。

ここで出てきた「財政調整基金」について解説したいと思います。

「財政調整基金」とは?

「財政調整基金」は、「自治体が財源に余裕がある年に積み立て、不足する年に取り崩すことで財源を調整し、計画的な財政運営を行うための貯金」コトバンクより)とのことです。

分かりやすく言うと、地方自治体の「預金」のようなものです。

読売新聞の記事によると、国が「各自治体で預金を積み立てすぎだ。預金する余裕があるのであれば、国から自治体に配布している地方交付税を減らしてもいいはずだ」という考えのようなのです。

「財政調整基金」は、「万が一」に備えて積み立てておくものです。予算規模に対して「どれくらいの金額が適正なのか?」ということは、これまで議論されていません。なので、「積み立て過ぎ」という議論は、今まで無かったのです。

国と地方自治体、双方の言い分があるので、両方の意見を考慮して考えていかなければいけません。