国と県の制度の重複。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は21.9度、最高気温は33.2度と、非常に暑くなりました。

明日も暑くなるようです。

本当に毎日暑い日が続きます。

今日は、上毛新聞に以下のような記事がありました。

「緑の県民税」存廃注目 国新税と重複感 
(上毛新聞より)

記事によると、現在国では「森林環境税」の導入を検討しているのですが、「森林環境税」は、群馬県独自に行っている「緑の県民税」と重複するかもしれないそうです。

「緑の県民税」は、2014年度から5年間の時限的な課税制度として始められ、群馬県民と県内の法人から年間8億円ほど徴収されています。利用用途は、里山の整備など、県内市町村の提案に対して補助する仕組みとなっています。県内市町村からは、存続を求める声が多いようです。

国の施策が県の施策と重複し、県の施策を廃止してしまうと、県がこれまで実現できていた施策の「柔軟性」を持続できなくなる可能性があります。県独自に実施した施策の方が、柔軟性があり、利用しやすいというメリットがあるのです。

できるだけ国の施策と重複せず、今後も利用しやすい制度となるよう、群馬県側の制度設計の見直しを行う必要があるでしょう。