群馬県でも100万人都市構想が上がっています。


今日の神流町は、曇りとなり、ときどきパラパラと雨が降りました。

最低気温は23度、最高気温は28.7度となり、今日も蒸し暑く感じました。

明日は、晴れとなるようです。

今日の産経新聞に、以下の記事がありました。

理想の都市建設研究会代表幹事・吉岡慧治さん(70)
(産経新聞より)

この記事で紹介されている「理想の都市建設研究会」とは、群馬県において2026年を目標に「100万人都市を作ろう」という運動を行っている団体です。100万人都市を作る方法として前橋市・高崎市・伊勢崎市・藤岡市・玉村町という群馬県中央部に位置する4市1町を合併することで、100万人都市を実現することを目指しています。

「なぜ、100万人都市を作るのか?」、その理由として、「理想の都市研究会」では、①群馬県における経済基盤の強化、②道州制を見据え群馬県の存在感を示すことを挙げています。

「理想の都市研究会」は、民間人だけでなく、首長も参加している団体です。そのため、単に民間人からの一方的な提言ではなく、官民での提言です。

私の考えとしては、ただ合併して100万人都市を作ったとしても、本当に経済的基盤を構築できるのか疑問を感じています。そして、市町村合併を行った際に発生する「行政サービスが低下する地域が生じる」などのデメリットの部分について議論が行われているのかも分からないところです。

もし「理想の都市研究会」の構想通り、100万人都市が実現すれば、私の住む神流町はその自治体に隣接する自治体となるのですが恩恵を受けられるかどうかは分かりません。

市町村合併については、「規模を拡大する」というだけでなく、周辺市町村を含めた多面的な議論が必要だと思いました。