サル被害対策セミナーに参加。


今日の神流町は、昨日からの雪が午前中も降り続き、午後は曇りとなりました。

最低気温はマイナス1,4度、最高気温は1,1度と一日中寒くなりました。

今日は、群馬県や神流町等の主催により神流町で開催された「サル被害対策セミナー」に参加してきました。

今日のセミナーは、私にとってかなり有意義でした。

以下に本日のセミナーで学んだことの一部を記載します。

・野生のサルにボスザルはいない。

・野生のサルで、群れで行動するのは、メスと子供。オスは成長すると群れから離れて暮らす。

・サル対策は、まず追い払いを行う。駆除は、その後の対策。

・一ヶ所で追い払いをしてもダメ。地域全体で実施すること。

・むやみやたらにサルを駆除しても、群れが分裂して被害が増えるだけ。

・一つの群れを駆除しても、他の群れが集まってくるだけ。

・サル対策は、一つの自治体だけでなく、周辺自治体とも協力して対応しなくてはいけない。

といったことです。

サルに限らず、鳥獣害は農作物被害や交通事故にもつながるなど、非常に問題となっています。

今日のセミナーでは、近年、都市部でも鳥獣被害がみられる理由として、田舎の人口減少による衰退を挙げていました。田舎が衰退すると、都市部では鳥獣被害がもっと深刻になることでしょう。

都市部を守るためにも、田舎での鳥獣対策が重要なのです。

田舎と都市との共存のためにも、鳥獣対策は必要です。

そういうことをかんがえさせられるセミナーでした。