地方での人口減少が加速。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は9.2度、最高気温は21.3度となりました。時々強風の吹く天候でした。

今日の読売新聞の1面には、とても衝撃的な見出しが掲載されていました。

「消滅可能性都市」8割の自治体で人口減加速

(読売新聞より)

地方消滅という言葉は、2014年に日本創成会議によって発せられた言葉です。2014年に発表したときは、全国で896の自治体で人口減少により消滅可能性があるとのことでした。

今回の読売新聞の調査では、2014年に日本創成会議が消滅可能性自治体と発表した中の8割の自治体で、人口減少が加速しているとのことでした。かつての想定を上回るスピードで、人口減少が進んでいるのです。

記事では、人口減少に伴う自治体の在り方について、政府は抜本的ば見直しを行うべきとの意見を出しています。

人口減少には2つの要因があります。日本全体の人口が減少しているのは、出生率低下による少子化が原因です。今回の読売新聞の記事にある消滅可能性自治体の人口減少は、自治体の外へ人口が流出することが要因です。

同じ人口減少と言っても、日本全体の事象と地方が直面している事象は原因が異なるのです。

読売新聞の記事には、地方消滅を提唱した増田寛也氏のコメントが記載されていました。増田氏よると、消滅可能性自治体の解消のために、東京一極集中の是正と地方に若者が定着することが重要との意見を述べています。私としては、それをどのような策で行うのか、具体策を提示してもらいたいところですが、具体策は記載されていませんでした。

今回の記事によると、今後は地方自治体を今のまま残すかどうかの議論が進むそうです。

地方を救うための方策を、私も継続して考えていきたいと思います。