林業は長期的な視点で見ることが必要。


今日の神流町は、終日曇りとなりました。

最低気温は17.5度、最高気温は24.3度となりました。

今日の日経新聞に以下の記事がありました。

林業の吉本、世代超え山守る木材供給と資源保護

(日経新聞より)

林業の企業に関する記事ですが、日本の林業の歴史が分かりやすく記載されています。

日本における森林資源は、戦後の木材価格の高騰を受けて、計画性なく伐採を行っていた時期がありました。

木を切っては植えるということを行っていましたが、木は短期間に成長するわけではありません。

その後、木材価格の下落により、日本の林業は衰退しただけでなく、森林も手が入らない状態になりました。

森林から短期間で利益を得ようとすると、景観や生態系など、様々なところに歪みが出てきます。

計画を立てて、長期的な視点で森林資源を活用しなければいけません。

森林資源の管理は、自分たちの世代だけでなく、世代を超えて受け継いでいかなければいけないのです。

そういうことを意識させられる記事でした。