神流町とは


このページでは、群馬県多野郡神流町について説明します。

1.神流町の概要

神流町(かんなまち)は、群馬県の南西部に位置し、東側は藤岡市と、西側は上野村と、南側は埼玉県秩父市と接しています。

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人口は約1,800人、世帯数は約950世帯(2019年9月末時点)という小さな町です。

平成15年(2003年)に、旧万場町(まんばまち)と旧中里村(なかざとむら)が合併して誕生しました。

神流町という町名の由来は、町を流れる神流川(かんながわ)という川の名称にちなんでつけられました。

神流川は、神流町の町民の生活に深くかかわっている川です。

 

2.神流町の気候

(1)雪・風の状況

群馬県と聞くと「雪が多い」「風が強い」というイメージがあるかもしれませんが、神流町の気候は、そのようなイメージと異なります。

雪について、東京都・埼玉県よりは多少多く降るかもしれませんが、雪が20センチくらい積もることが年に2・3回あるくらいで、スキー場を作るような豪雪地帯ではありません。
ただ、山深い地域なので、傾斜が多いことから、秋の終わり頃になると車のタイヤをスタットレスに交換する家庭が多いです。
(群馬県で雪が多く降る地域は、あくまでも北部の地域のみです。真ん中より南の地域では、それほど雪は降りません。)

「風」について、群馬県では「からっ風」という強風が冬に吹くことで有名ですが、神流町に「からっ風」が吹くことはありません。「からっ風」は、別名「赤城おろし」と言って、群馬県の中央に存在する「赤城山」という山から吹き下ろす風のことを表しています。そのため、「からっ風」が吹く地域は、群馬県の中央部(前橋市、高崎市付近)であり、神流町のような山深い南西の地域まで吹くようなことはありません。

むしろ神流町は周囲を山に囲まれていることから、東京都中心部よりも、風が弱いかもしれません。(この一文は、裏付けがないので、あくまでも管理人の感覚です。)

(2)気温・降水量について

神流町の年間平均気温は「11.9度」ほどなので、山間部であることから平地よりも温度が少し低く、寒暖の差が激しいです。

降水量については、平地と同程度であり、多く雨が降るということもありません。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温( °C) 7.9 8.6 12.0 18.1 22.3 24.7 28.2 29.7 25.0 19.6 14.7 10.3 18.4
平均気温( °C) 0.6 1.5 5.1 10.9 15.7 19.2 22.7 23.8 19.8 13.6 7.5 2.6 11.9
最低気温( °C) -4.5 -3.8 -0.6 4.6 9.9 14.8 18.8 19.9 16.2 9.4 2.6 -2.3 7.1
降水量(mm) 27.6 28.7 60.4 77.1 95.3 136.8 172.0 208.9 225.6 138.7 45.3 22.2 1238.4

※上記の表は、以下のサイトから引用
https://weather.time-j.net/Stations/JP/kanna