神流町の町政について」カテゴリーアーカイブ

4月の終わりに3月議会の報告


気が付けば、2022年4月も今日が最終日です。

神流町の「鯉のぼり祭り」は、今年も中止となっているため、今年のGWも神流町は静かになっています。

さて、4月最終日ですが、先月開催された3月議会の報告をさせていただきます。

神流町議会の3月定例議会は、3月10日~17日まで開催されていました。

今回、私は一般質問で移住に関する取り組みについて、質問しました。

私から町への提言は、以下の3点です。

①2021年に神流町は、社会増(転入人口が転出人口を上回る状態)となったが、どのような何が要因で、何が今後も必要なのかなどの検証を役場として実施すべき。
→2021年の状況を一過性のものにせずに、今後も継続していけるように、「良かったこと」「悪かったこと・改善すべきこと」を役場としても把握しておくべきと思い、このような提言をさせていただきました。

②神流町では、2020年から「移住支援コーディネーター」制度を取り入れているが、まだ町内へ浸透していないと思われるため、町内にもアナウンスすべき。
→「移住支援コーディネーター」を、神流町では、2020年から神流町の観光案内所に設置しています。「移住支援コーディネーター」は、町外に向けて情報を発信したり、町外からの来町者に町を案内するための役職ですが、町内に対してもその存在を知らせる必要があると考え、このような提言をしました。

③神流町の宿泊施設について、民間施設を含めて神流町HPで紹介出来るように改善すべき。
→神流町への移住を検討するにあたり、神流町に宿泊してみたいと考えたとしても、町内の宿泊施設の存在を見つけにくいという課題があります。そこで、公営・民間問わず、公平な観点で町内の宿泊施設を神流町HPに掲載することで宿泊施設を見つけやすくなることから、このような提言をさせていただきました。

上記の提言について、今後も実施されるように継続して確認していきたいと思います。


2022年1月の活動報告


2022年最初の投稿となります。

臨時議会

1月14日には、2022年最初の臨時議会が開催されました。

今回の臨時議会の議案は、①専決処分補正予算の承認、②一般会計補正予算の2つでした。

①専決処分補正予算については、昨年12月に配布した子育て世帯臨時特別支援給付金に関するものです。政府の方針により、18歳以下の子ども一人につき、5万円を現金で、5万円をクーポンで配布することになっていましたが、政府の方針が途中で変更となり、クーポン配布の5万円分も現金で配布することが可能となりました。

そこで、神流町では、昨年補正予算を組み、クーポン配布ではなく現金で配布することとしました。神流町では、昨年12月に10万円を一括で配布しています。

②一般会計補正予算については、大きく2点あります。
一つは、住民税非課税世帯への特別臨時給付金に関するものです。政府の方針により、住民税非課税世帯に対し、1世帯あたり10万円を給付することになっています。この予算措置を行いました。

もう一つは、神流町独自の対応として、原油価格高騰に伴う灯油負担の軽減措置のために「1世帯あたり1万円分の灯油購入補助券を配布」することと、「町民一人につき1万円分の商品券」を配布することの予算措置を行いました。

これらもコロナ禍における経済対策として対応となります。

神流町では、住民が少ないことから、これらの商品券については、役場職員が手分けして配布を行っています。これも小さな自治体だからこそ出来る対応なのだと思います。

新型コロナウイルス対応ワクチンの3回目接種について

議会についての話題ではありませんが、神流町における3回目のワクチン接種状況について、記載します。

1月29・30日には、65歳以上の方を対象に接種を行います。

2月19日には、65歳未満の方を対象に接種を行います。

3月には、神流町に通勤する方々の職域接種を行います。

全てファイザー製のワクチンとなります。

以上です。


2021年12月議会・子育て世帯支援給付金・3回目ワクチン接種の状況


早いもので、2021年も残りあと4日となりました。

神流町の12月議会の状況、子育て世帯臨時特別給付金の支給方法、新型コロナの3回目ワクチン接種の状況について、ご報告いたします。

12月定例議会

神流町議会の12月定例議会は、12月16日に開催されました。

今回の定例議会の議案は、各種補正予算と条例改正案でした。

今回も私は、一般質問を行いました。

一般質問の内容は、「みかぼ高原キャンプ場の進捗状況等について」です。

現在神流町では、かつて町営で運営し現在は休館となっている「みかぼ高原荘」という宿泊施設を解体し、オートキャンプ場として整備する計画を進めています。

そのオートキャンプ場について、施設の設計図は議会に対して説明が行われましたが、運営主体はどこなのか、町内事業者との連携はどうかのかといった点が不明確だったため、一般質問にて確認しました。

結論として、運営主体は、まだ決まっていないとの答弁がありました。来年度には、このオートキャンプ場をオープンする予定とのことなので、早急に運営主体を決め、オープンまでの準備を進めなければいけません。

どんな良い施設であっても、運営がしっかりしたものでなければ集客は出来ません。しっかりした運営ができるように、町には、早急に運営主体を決定していただき、準備を進めていただくよう要望しました。

子育て世帯臨時特別給付金の支給方法

国が補正予算で支給することを決めた「子育て世帯臨時特別給付金」について、神流町での支給方法を記載します。

国の方針としては、5万円を現金で、残り5万円相当をクーポンでという支給方法が当初の指針でしたが、国の方でもいろいろと方針が変更となり、最終的に一括で現金による支給も可能となりました。

そこで神流町では、10万円を一括で支給することに決定しました。既に、児童手当対象となっている方々への給付は、年内に終えました。年明けから申請が必要なご家庭への対応を行うこととなっています。

私も現金で支給することに賛成です。クーポン券での支給は、使用できる場所に制限がかかり、使いにくくなってしまいます。ひとえに子育てといっても、必要となる資金は様々です。また、幼児世代から高校生までと子どもの年齢層も幅広いため、クーポンではなく現金で支給した方が様々な用途に利用できると考えます。

新型コロナワクチン3回目接種の状況

次に、神流町の新型コロナワクチンの3回目接種の状況について記載します。

今年の5月末までに2回目のワクチン接種を終えた方々(主に65歳以上の方々)は、来年の1月29日・30日に3回目の接種を行う予定です。

既にワクチン接種の予約は始まっており、準備が進められています。

今年の6月以降に2回目のワクチン接種を終えた方々(主に65歳未満の方々)は、来年の2月に3回目の接種を行う予定です。

予約券の発送も始まり、予約は来年1月から行えるそうです。

来年3月には、職域接種(教員等の神流町に町外から通勤し、町民との接点の多い方々など)が行われる予定です。

神流町は、人口が約1700人ほどの小さな自治体であるため、行政が町民の状況を把握しやすいというメリットがあります。

ワクチン接種についても、予約をしていない方々について、予約をし忘れていないかどうかを役場職員が電話で聞き取りを行うなどの対応を行っています。

また、高校生等でワクチンの副反応による発熱に備え、対象の学生が通う高校に役場から事前に電話連絡を行うこともしています。そうすることで、副反応による発熱等があったとしても、学校側も理解していただけるようになっています。これも子どもの数が少ないからこそできるメリットだと思います。

以上が、神流町の状況です。


10月臨時議会


10月も中旬が過ぎ、下旬になりました。

神流町では、朝と夜の冷え込みが厳しくなってきました。

霜が降りる時期が近づいています。

10月19日(火)には、神流町議会の臨時議会が開催されました。

今回の臨時議会の議案が、以下のものでした。
・一般会計補正予算
・条例廃止案
・工事契約承認

一般会計補正予算では、新型コロナウイルス向けワクチンの3回目の接種に向けた費用と神流町総合グラウンドの改修工事にかかる追加費用が計上されていました。

3回目のワクチン接種について、実施時期の詳細に関する国からの方針は明確に示されていませんが、方針が明確になった際に速やかに接種が行えるように事前に準備しておく必要があります。そのため、神流町では、今回の臨時議会で3回目のワクチン接種に関する予算が計上されました。

そして、神流町の総合グラウンドについてですが、2019年の台風19号により被災してから現在復旧工事中です。復旧工事を行う中で、照明設備等の追加での工事が必要になったことから、今回追加予算が計上されることになりました。総合グラウンドの復旧工事は、今年12月末には完成予定です。


2021年9月定例議会終了


9月も中旬に入り、もうすぐお彼岸です。

神流町では、日が陰ると涼しくなり、秋に入りかけている感じがします。

昨日、神流町の2021年9月定例議会が終了しました。

今回の議案は、以下のものでした。
・令和2年度決算の認定
・令和3年度補正予算の承認
・人事案件
・条例の改定
・意見書の採択

令和2年度は、新型コロナの影響を受けた内容となっており、新型コロナ関連の事業や補助金が決算書にも含まれていました。

また、新型コロナの影響で、神流町恐竜センターも閉館となる期間があり、入館料収入も例年より大きく減少することとなりました。

今回の議会において、私は一般質問で「神流川等の河川に関する取り組み」について質問を行いました。

神流川は、神流町にとって文化の基礎となっているだけでなく、貴重な資源であり、神流町になくてはならないものです。

河川環境を守るための整備の仕組み作りや後世への文化継承のための取り組みについて、質問を行いました。

特に、河川は複数の自治体にまたがって流れるものであるため、河川環境の整備は、自治体単独で行うだけでなく上流部の自治体とも連携して行う必要があり、自治体間の連携を強く求めました。

今後も継続して、河川環境の整備や文化継承の取り組みについて、要望していきたいと考えています。


6月議会終了


神流町議会の6月定例議会は、先週6月24日に終了しました。

今回の定例議会の主な議案は、各種補正予算と条例の改正、教育長の再任といったものでした。

今回の定例議会での私の一般質問は、「神流町における新型コロナ関連の施策について」でした。

今回の私の一般質問の中で、神流町における新型コロナ用ワクチン接種の状況について、確認しました。

神流町では、4月20日~5月19日までに65歳以上、6月6日~6月29日までに64歳以下の希望する町民向けのワクチン接種(2回分)が完了しております。

ワクチンの接種率は、神流町全体で対象者の約89%ほどが2回の接種を終えている状況です。

神流町では、町外在住者で神流町に勤務する方も多くいることから、役場、学校の教職員、森林組合、社会福祉協議会、金融機関などに勤務する方は、町民と接触する機会が多いことから、本人の意向を踏まえた上で、神流町の余剰ワクチンの接種を行いました。

新型コロナウイルス感染症については、まだまだ分からないことがあるため、神流町の中でのワクチン接種が進んだとしても、引き続き感染対策を行うよう執行部からの回答がありました。

また、神流町では、コロナ禍で各種イベントが開催できず来町者が減少し、町内事業者の救済策として、事業者支援金を実施することを検討している旨の回答がありました。

町内の事業者は、貴重なライフラインとも言えるので、行政が保護することは重要なことだと思います。

このような事業者支援金は、昨年度にも実施しました。昨年度には、事業者支援金だけでなく、全町民向けの商品券配布なども行いました。

コロナ対策は、感染予防と経済支援両方を考えなくてはいけません。

コロナ禍が、早く終わることを祈りますが、感染予防と経済支援を行うことも行政の重要な役割です。


2021年1月の活動報告


早いもので、2021年1月も今日で最終日となりました。

もう20201年が始まって、31日が過ぎようとしています。

2021年1月の私の活動をざっくりとご報告させていただきます。

1月10日(日)神流町消防団出初式に出席

議員としての仕事はじめの日でした。今年の出初式は、コロナ禍ということもあり、例年神社の中に参加者全員が入ってお参りするのですが、今年は神社内に入る人数を制限し、私は神社の外からお参りさせていただきました。
参加者全員、マスクを着用し、距離をとるなどして、感染対策をしっかりと行ったうえでの開催です。
20201年もコロナを意識した中での、仕事はじめとなりました。

1月15日(金)議会だより編集委員会

昨年12月に開催された定例議会分の議会だよりを作成するための「議会だより編集委員会」が開催されました。
今回編集したものは、2月の広報かんなに掲載される予定です。

1月21日(木)神流町議会議員選挙立候補予定者説明会

早いもので、2月には神流町議会議員選挙が行われます。
21日には、立候補予定者説明会が開催され、参加してきました。
参加者は、私を含め全員現職8名のみで新人の予定候補者はいませんでした。
昨年、公職選挙法は一部改正され、今年の神流町議会議員選挙では「供託金」「公選ビラの解禁」「公費補助制度」など新たな制度が導入されています。
これまでの選挙の手続きと異なる部分について、細かく説明が行われました。

1月26日(火)臨時議会

26日には、臨時議会が開催されました。
議案は、「補正予算」「契約の承認案件」「条例の変更2件」でした。
おそらく、この臨時議会が、今任期中最後の議会になったかと思います。

以上のような感じで、2021年1月の活動をざっくりと報告させていただきました。

神流町においても、徐々に日照時間が長くなってきましたが、まだまだ寒い日が続きます。そして、風の強い日もあります。

体調管理には気を付けないといけませんね。


神流町議会臨時議会開催


11月も終盤になり、神流町では紅葉も終わってきています。

昨日(11月26日)は、神流町議会の臨時議会が開催されました。

今回の臨時議会の議題は、以下のようになっていました。
①部局移転に伴う条例改正
②一般会計補正予算
③期末手当の変更に伴う条例改正

①については、神流町役場の部局が本庁と中里合同庁舎間で11月2日から配置が変わったことに伴い、各部局の役割分担の変更等に伴う条例改正です。
この条例改正に伴っての町民サービスへの変更はありません。

②は、神流町のインターネット通信状況改善に伴うものや万場小学校の通学路の環境改善のための予算などが計上されていました。

神流町は、条件不利地域であり、民間企業がインターネット通信網のサービスを行っていないため、インターネット通信環境を行政が整備する必要があります。現在は、19時ころから22時ころの町民によるインターネット利用機会がピークになる時間帯に通信速度が遅延するという傾向にあり、その改善のために必要な費用が計上されていました。
神流町におけるインターネット通信環境については、12月上旬までには改善されるようになっています。

③についてですが、新型コロナウイルス感染症による経済悪化の影響に伴い、公務員の期末手当が0.05か月削減となるための条例改正でした。今回は、役場職員だけでなく、神流町議会議員も削減の対象となっています。

新型コロナウイルス感染症による経済悪化は、民間企業では非常に大きなものとなっています。役場職員や議会議員は、住民や民間企業等の税収から報酬が支払われているわけですから、今回の期末手当削減は必要なものと私は思っています。


9月定例議会終了 一般質問の概要報告(その1)


昨日(9月17日)で、今年度の神流町9月定例議会が終了しました。

定例議会最終日は、令和元年度の決算認定と一般質問が行われました。

今回、私が行った一般質問は、「昨年の台風19号被害の復旧状況と防災・減災対応の改善状況」についてです。

私が行った質問に対しての執行部の答弁の一部を報告させていただきます。

1.町道の復旧状況
災害箇所10か所、全て令和2年度中に完成予定。

2.県道の復旧状況
  高崎神流秩父線、富岡神流線は、令和2年度に発注済み。
  小平下仁田選は、令和2年度中に完了予定。

3.麻生総合グラウンドの復旧状況
  令和2年8月に国の災害査定完了。復旧は、令和3年秋ごろの予定。

復旧状況の報告は、以上となっています。

町道などの神流町が単独で事業を行える箇所については、速やかに復旧を進めることが出来るのですが、県や国などが管轄する箇所は完了までに時間がかかるようです。

昨年の台風19号は、群馬県においても被害箇所が多かったため、県や国の対応に時間がかかるのも分からないでもないのですが、利用者である住民にとっては一刻も早く復旧していただきたいと思います。

メディアには、台風19号被害の復旧について取り上げられることはありませんが、まだ、復旧が終わっていないことを忘れてはいけません。

また、これから台風シーズンに入ります。昨年の災害箇所の復旧が終わらないうちに、新たな台風が来れば、被害も拡大しかねません。

県や国の対応を望むばかりです。

今回の一般質問では、上記の他にも「防災・減災対応」や「避難時の新型コロナウイルス感染症対応」についても取り上げましたが、それらの内容については、後日記載します。


9月定例議会開始


気が付けば9月も10日になりました。

神流町でも9月に入ってから、8月の時よりも雨の日が多くなりました。

今日から、神流町議会の9月定例議会が開始されました。

会期は、本日10日から、17日までの8日間です。

本日審議された議案は、令和元年度決算、令和2年度補正予算と条例改正、契約や物品の購入案件です。

令和元年度決算については、明日以降、詳細な審議が行われますが、他の案件については本日承認されました。

令和2年度一般会計補正予算では、神流町民一人あたり1万円の商品券を配布する事業も含まれています。

新型コロナウイルス感染症の影響で、神流町にも経済的にマイナスの影響が発生しています。

このような状況のときに、行政は様々な経済対策を行うことを求められますが、今回の施策はその一環として有効だと思います。