月別アーカイブ: 2016年12月

今日の活動報告


今日は、柏木(かしわぎ)地区へ挨拶周りをしてきました。

高齢化率が56%を超える神流町では、尋ねる家の方々のほとんどが高齢の方です。

私が、いつものスピードで話をすると、聞き取りにくいようなので、高齢の方への挨拶のときは聞き取りやすくなるように、通常の話し方ではなく、「ゆっくり」「はっきりと」話すように心がけています。

相手に合わせて「話し方」を意識する必要があるのです。

東京で働いていたときは、「話すスピード」を意識することはほとんどありませんでした。

仕事でプレゼンをするときに、「ゆっくり」と話すことを意識したくらいです。

神流町に戻ってきてからは、高齢の方々と毎日お会いしているので、「話し方」を意識するようになりました。

環境が変わって、いろいろと変わってくるものだなと実感しています。


今日の活動報告


今日は、魚尾(よのお)、伝田郷(でんだごう)、麻生(あそう)地区の方々にご挨拶に伺いました。

今日でようやく神流町の3分の2のお宅に、ご挨拶に伺うことができました。
(ただし、タイミングが合わず、不在だった方もたくさんいました。)

私は、政治に必要とされる「地盤(家系が政治家とか)」「看板(知名度があるとか)」「鞄(資金力)」全て「ありません」。

また、私には「功績」や「実績」もありません。

そんな私でも神流町のお役に立てるよう、一人でも多くの方々にご挨拶したいと思い、挨拶周りを行っています。

この姿勢を忘れず、引き続き神流町の住民の方々へご挨拶に周ります。


群馬の未来創生フォーラム


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今日は、群馬大学で行われた「群馬の未来創生フォーラム」に参加してきました。

初めて群馬大学の中に入ったのですが、15年前の大学生のころを思い出しました。

今日、「群馬の未来創生フォーラム」に参加した目的は、「地域おこしに関するヒントを見つけるため」です。

このイベントは、群馬県主催で行われたため、群馬県知事の挨拶が冒頭で行われました。

イベントは、1部が「内閣官房特別参与」による講義、2部が群馬県に住み様々な活動をしている方々のパネルディスカッションでした。

イベントで群馬大学の講師の方がおっしゃっていたのは、「群馬県は、18歳頃から進学等で若者が他県に流出し、そのまま群馬県に戻ってきてもらえないことが課題」とのことです。
性別ごとに比較すると、特に「女性のUターン率」が低いようです。

上記のような課題があるため、パネルディスカッションでは、「群馬のどこがいいのか?」「若者が群馬に戻ってくるには、どうすべきか?」ということが話し合われていました。

私は、37歳になってからUターンした身であるため、「俺の話も聞いてくれ」と思いましたが、今は何の肩書も無い状態なので発言することは控えました。

内閣官房特別参与の講義では、「地域おこし」としてユニークな取り組みをしている地域の紹介があったため、今後の神流町にも使えそうな情報を仕入れることが出来ました。
内閣官房特別参与としては、「現場を見ること」が特に重要とのことです。

「現場を見る」ことを、私も大事にしようと思います。


上野村村議会傍聴


今日は、神流町の隣にある群馬県上野村(うえのむら)の村議会(12月定例議会)の傍聴に行ってきました。

傍聴の目的は、「神流町の議会運営方法との違い」について学ぶためです。

上野村は、これまで村おこしのために様々な取り組みを行っていることから、神流町よりも知名度の高い村です。

議会で印象に残ったことは、村議会の冒頭の上野村村長の挨拶です。
上野村村長は、「『地方創生』がブームとなっていることから、上野村へのIターン者数が伸び悩んでいる」とおっしゃっていました。

現在、国によって「地方創生」という言葉が用いられ、国家戦略として取り組まれていることから、これまで「先進地域」であった地域ではマイナスの影響を受けているのです。
日本の総人口は、頭打ちになり、今後減少が続きます。そのような日本社会の状況で、「地方創生」という言葉を使って地方自治体を国があおることは、「限られた人間という資源を、自治体間で取り合う」ことにつながっています。これは、「地方創生」の弊害です。
この「弊害」について、今日の上野村村長のお話から改めて気づかされました。

また、村議会を傍聴して気づいたことは、「議員から村長に対する質問がなかった」ことです。神流町の議会では、だいたい町長に対する質問が発生します。しかし、今日の上野村の議会では、村長に対しての質問が発生しなかったのです。村政の責任者は、村長なので、議員から1つくらい質問があってもいいのでは?と思いました。(今日は、村長に対する質問が、たまたま無かっただけかもしれませんが。)
議会と首長は、「いい緊張関係」を築いていくことが、地方自治に必要なことだと思うので、議会と首長とのやり取りをもう少し活発に行ってもいいのかもしれません。
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写真は、上野村の「名誉村民」である黒澤丈夫さんの肖像画です。「40年間」という長期にわたって、上野村の村長をつとめ、「全国町村会会長」も行った方です。上野村役場の目立つ場所に飾ってあったので、写真に撮りました。


今日の活動報告


今日は、神ヶ原(かがはら)、魚尾(よのお)地区に挨拶周りをさせていただきました。

神流町は、平成15年に旧万場町(まんばまち)と旧中里村(なかざとむら)が合併してできた町です。

合併してから13年が経過していますが、いまだに「万場の人」「中里の人」という言葉が町民の間で使われることがあります。

また、現実として同じ町でありながら、「旧万場町の地区の人」と「旧中里村の地区の人」の交流が少ないということもあります。

このような「旧町・旧村意識」というものから、神流町が「ひとつの町」になりきれていないと、私は感じさせられます。

「旧町・旧村意識」は、「地域の文化・伝統を残すため」という意味で残っているのは良いと思うのですが、「私は万場の人だから中里のイベントに参加する必要はない」とか、町全体の協力関係の障害物として存在することは問題だと思っています。

(障害物としての)「旧町・旧村意識」を失くして、「ひとつの神流町」を作ることが私の目標です。

ここ数日の挨拶周りで、改めて「旧町・旧村意識」が存在することを実感しました。


今日の活動報告


今日は、間物(まもの)、神ヶ原(かがはら)、船子(ふなこ)地区の挨拶周りをしてきました。

今日も、挨拶に伺わせていただくと、「頑張って」と温かい声をいただきました。

ちなみに、神流町は、町の総人口に占める75歳以上の割合が35.5%です。
(住民の3分の1以上が75歳以上です。)

そのような状況の町なので、挨拶周りの際、各ご家庭に「名刺」を配ったとしても普通の「名刺」のサイズでは、文字が小さくて読んでいただくことができません。

そのため、私は、「名刺」をA4サイズに拡大して配布するようにしています。

A4サイズに拡大することで、通常サイズの「名刺」よりも読んでもらえるようになりました。

この対応は、私の両親からのアドバイスで、このようにしました。

「ご挨拶」の方法も、地域の状況に応じて工夫する必要がありますね。


今日の活動報告


今日は、橋倉(はしくら)、山室(やまむろ)、尾附(おづく)、平原(へばら)、持倉(もちぐら)、椹森(さわらもり)、白石(しらいし)、高塩(たかしお)地区の方々に挨拶周りに行ってきました。

本日は、多くの地区をまわったので、かなり広い範囲の移動を行いました。

神流町は、山間部の町なので、集落が点在して存在します。

神流町の中心部の標高は、340mくらいなのですが、今日回った持倉地区は標高900mくらいのところであり、町の中心部との標高差があります。持倉地区からは、山の頂上が眼下に広がり、とても見晴らしのよい景色でした。

神流町は、山間部の町であることから、家の場所自体も坂道の上にあることが多いです。そのため、「昔の人がどうやってこういうところに家を建てたのだろう」と疑問に思わされることが、今日は多々ありました。

神流町のご先祖様たちが、自動車などの機械を使わずに、山奥に家を作ったことを今更ながらとても偉大に思います。


今日の活動報告


今日は、万場1区(まんばいっく)の方々にご挨拶をしてきました。

挨拶周りをしていると、神流町に住む方々も、神流町の「人口減少」や「高齢化」に対してすごく問題意識を持っていることが分かります。

その問題意識をくみ取って、解決策を考えることが私の役目なので、解決策を考えなければいけません。

「人口減少」「高齢化」は、神流町だけでなく、日本全国で直面している問題です。
そのため、容易に解決できない問題です。

それでも、神流町のために解決策を考えていこうと思います。


日本の選挙のおかしなところ(選挙カーについて)


選挙制度で「おかしいな」と思うところを記載したいと思います。

まずは、「選挙カー」についてです。

ここでの「選挙カー」とは、「選挙の候補者の選挙運動用自動車」のことを表します。
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この「選挙カー」に関する経費ですが、都道府県議会、市議会選挙まで、選挙後に候補者から自治体に対して経費を請求することができます。(※ぎょうせい「地方選挙の手引 平成28年」より)
(ただし、各自治体の条例により、特別な決まりがあり場合は、上記の条件が適用されないこともありますので、各自治体の選挙管理委員会に確認してみてください。)

今回私が「おかしいな」と思ったのは、上記の制度の対象が、「市」までであって、「町」「村」は対象外になっていることです。

「町」「村」の選挙の場合、「選挙カー」の経費を自治体に請求することができません。
理由を調べてみたのですが、私には見つけられませんでした。
おそらく、「町」「村」は、規模が小さいため「選挙カー」を使用する機会が少ないだろうということで、このような決まりになっていると私は思っています。

自治体の規模によって、経費の保証が異なるというところを「おかしい」と思うのは私だけでしょうか?
自治体の規模が違ったとしても、経費の保証に関しては、「同じにすべき」と私は思います。

今日は以上です。