※2016年12月2日 「補足」を追記しました。
今日(12月1日)は、「雇用保険受給資格者説明会」に参加するために、ハローワークへ行ってきました。
結論から言うと、私は、「雇用保険(通称『失業手当』)を受給しない」ことにしました。
これは、ハローワークの見解ではなく、あくまでも私個人としての考えからこのような結論に至りました。
以下に、理由を記載します。
まず、「雇用保険(通称『失業手当』)」は、「失業中ので生活を心配せずに、1日も早く再就職をするために支給されるもの」です。(ハローワーク「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」より)
そして、「ハローワーク」が定義する「失業の状態」とは、以下の3点すべてを満たさなければいけません。
①積極的に就職しようとする意志があること。
②いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること。
③積極的に仕事を探しているにも関わらず、現在職業に就いていないこと。
(ハローワーク「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」より)
上記3点の「失業の状態」の定義に対して、今の私の状態は、①町会議員選挙の方が優先度が高く、選挙が終わるまで就職活動するつもりがない、②選挙日程が確定していないことから、いつでも就職できるとは言えない、③選挙活動優先で、仕事を探していない。
このように、定義にあてはまらないことから、「雇用保険(通称『失業手当』)を受給しない」ことに決めました。
まあ、普通に考えれば、当然のことですね。
ただ、今回の決断は、あくまで私個人の意見です。
地方議員は兼業が認められているので、「(選挙のために以前の仕事はやめたが)就職活動を積極的に行いたい」という方は、受給できるかもしれないので、ハローワークに相談してみてもいいと思います。
(ただし、日本の企業は、従業員が働きながら議員活動することを理解してくれる企業が、ものすごく少ないので、議員をやりながら就職先を見つけることは難しいと思います。そういう社会状況なので、地方議員になる人は、自営業の方ばかりになってしまうのです。)
今日は、以上です。
補足
12月2日に、ハローワークから電話で連絡がありました。
ハローワークの見解としては、「町会議員になることは『就職ではない』」とのことです。そのため、仮に(雇用保険受給中に)町会議員になったとしても、雇用保険を受給することができるそうです。(正確には、議員報酬と雇用保険の差額を受給することになります。議員報酬の方が雇用保険よりも高ければ、雇用保険を受給することはありません。)
ただ、私としては、「雇用保険は一日も早く再就職したいと思う人のための制度」であって、「議員になるために仕事を辞めて、就職活動せずに選挙活動を行っている」私のような人は受給すべきでないと思うので、「受給しない」という結論が変わることはありません。
12月2日に、「私は、雇用保険を受給する気はないです」ということを、ハローワークに回答しました。