空き家問題について。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス2,2度、最高気温は4度と終日寒くなりました。

今日の上毛新聞に以下の記事がありました。

実家を離れた人へ 空き家にしない方策を

(上毛新聞より)

この記事は、上毛新聞の「視点オピニオン」というコーナーに、群馬県片品村の地域おこし協力隊の方が投稿したものです。

空き家の問題は、人口減少の進む日本全体の問題となっています。

田舎の場合は、空き家があったとしても、その所有者が遠方に離れているなどにより、うまく情報を所有者と共有できないという問題があります。

記事に記載のあるように、家というものは、人が住まなくなると1ヶ月で老朽化が始まるようです。人の住まない家屋は、空気の入れ替えを行われないことで老朽が早まっていきます。

年に1・2度の帰省だけでは、家屋が老朽化していくのです。

各自治体には、空き家バンクという取り組みを行ってはいますが、まだまだ登録される物件が少ないことから利用が少ない状況です。

記事にあるように、家に対するニーズは様々です。そのため、空き家バンクへ登録される物件が多ければ多いほど、多様性を持ち、空き家の利用を探している人にとって使いやすいものとなります。

空き家のままなのか、そこに人が住んでいるかで、その家だけでなく、地域の雰囲気も変わります。

家は使われてこそ意味のあるものなので、利用したいと思ってくれる人に譲ることも必要だと思います。

住まない家をそのままにするとどうなるのか、地域のことを思うことも必要だと思います。

そういうことを考えさせられる記事でした。