少子化・高齢化は、日本の深刻な問題です。
少子化という問題は、平成元年に合計特殊出生率1.57という数字が発表されたことで明らかになりました。
軽くみた少子化、対策の好機を逃す
(日経新聞より)
当時の厚生省は、この合計特殊出生率を重く見てキャンペーンを行いましたが、平成30年を通して平成元年の数字を超えることは一度もありませんでした。
昭和は、日本の人口が右肩上がりに増加する時代でした。
日本の人口は増え続けると思われていました。
しかし、平成になって日本の人口は減少局面に達しています。
少子化によって生まれてくる子どもの数は減り、人口動態が変化したことで高齢化に拍車がかかり、社会保障の負担が問題となっています。
今年は、平成の次の時代が始まる年です。
今以上の人口増加は望めない、人口が減少し続けるという事実を前提にして物事を考えなけれいけません。
特に、昭和のときにあった成長を追い求めることは非常に難しいと思います。
成長を追い求めず、どうやって維持していくかを考えなければいけません。