議会での少数意見は、意味がないのか?


1.本日の活動
今日も神流町は、終日晴れました。

最低気温は7.5度、最高気温は19.4度と、気温は昨日よりも低めでした。

今日は、終日家で資料作成や調べものをしていました。

2.議会での少数意見について
議会は、「数の論理」と言われます。

確かに、議会での「議決」は、多数決により決定されるため、数が多い意見が採用されることになります。

では、議会において「少数派の意見は、意見を述べても意味がないのか?」というと、私は「少数派の意見も、意味がある」と思っています。

多数決で決まってしまうので、少数の意見が採用されることはありません。

ただ、少数の意見であっても、意見を述べることで「こういう考え方がある」「多数派の意見には、こういう欠点がある」ということを明示することができるため、私は少数の意見でも意味があると思うのです。

多数派の意見が、「正しいのか」というとそうとは言い切れません。「完全な意見」というものは無く、どんな意見であっても欠点はあるものだと思います。そのため、少数であっても意見を述べることで、多数派の意見の「メリット・デメリット」が明確になってくるのです。ただ、人数の多い人の意見を採用するのではなく、少数の意見も踏まえて、いろんな角度から議論をすることが、議会の役割だと私は思っています。

私が議員として「最もやってはいけない」と思うことは、「ほとんどの人が賛成だから、自分も賛成しよう」とか、「自分が反対しても採用されないから、反対するのは辞めよう」という、「自分自身で考えなかったり」「意見を述べずに諦める」ことです。議員は、「自分で考え、自分の意見を述べる」ことが職務だと思います。多数・少数に限らず、意見を述べることが重要なのです。

日本だと「場の『空気』」を感じて、「人と異なる意見」を言うことに抵抗があったりしますが、議会においては「人と異なる意見」を述べることが重要なことだと私は思います。

こういうことを書きながら、、自分自身に言い聞かせています。