科学的特性マップの記事について。


今日の神流町は、終日雨となりました。

最低気温は20.9度、最高気温は24.1度となり、気温は低めでしたが、湿気が多かったことからあまり涼しく感じませんでした。

昨日の産経新聞に以下のような記事がありました。

核ごみ処分地マップ 群馬県の過半は「好ましくない」 知事「何らかの判断」否定
(産経新聞より)

7月28日に、経済産業省から放射性廃棄物の地層処分に向けた科学的特性マップが発表されました。その科学的特性マップによると、群馬県では、「(地層処分に向けて)好ましくない地域」と「好ましい地域」の2種類しかっ存在しなかったそうです。群馬県の北部は、「好ましくない地域」、南部は「好ましい地域」となっていました。私の住む神流町は、群馬県南部に位置し、「好ましい地域」に分類されていました。

 

科学的特性マップ

(科学的特性マップの詳細は、上記の資源エネルギー庁のサイトを参照。)

今回発表された科学的特性マップは、国民の関心を引き付けることを目的にしただけであり、処分場の建設場所を決めるものではないそうです。

既に放射性廃棄物は作られてしまったものなので、処分方法を検討しなければいけませんが、喜んで処分場建設を引き受ける自治体などないでしょう。一説には、処分場建設に「100年」はかかると言われています。

処分場の建設には、長期的視点で注意深く見ていく必要がありますね。