ふるさと納税の本来の趣旨。


今日の神流町は、昨日と同じように日中は曇り、夜から雨が降りました。

最低気温は23度、最高気温は28度となり、昨日よりも少し気温が高くなりました。

今日の産経新聞で、以下の記事がありました。

前橋市のふるさと納税大幅減 7月 返礼品見直し影響
(産経新聞より)

記事によると、前橋市へのふるさと納税額が、6月分と比較して7月から大幅に減ったそうです。原因は、7月から返礼品を見直したことによるとのことです。総務省から今年の4月に「金券などの換金性の高い返礼品を自粛するように」との通達が、全国の自治体に対して出されました。その通達を受けて、前橋市は7月から金券や楽器などの返礼品の取り扱いを見直したそうです。その結果、納税額が減少したそうです。

ふるさと納税は、「その自治体を応援する」ということが本来の目的です。返礼品は、あくまでも「おまけ」でしかありません。しかし、「おまけ」を目的にするという誤った認識が、世間に浸透してしまいました。その結果、自治体間での返礼品合戦になったり、返礼品を換金するなどの弊害が発生しています。

総務省の言うように、返礼品の見直しを図ることも重要かもしれませんが、「自治体を応援する」という、ふるさと納税本来の趣旨を、国民に対して再度理解の徹底を図ることも私は必要だと思います。ふるさと納税の返礼品をアピールするだけでなく、納税されたお金の用途についてもっと自治体もPRしないといけないのだと思います。ふるさと納税は「クラウドファウンディング」のようなものなので、自治体側にも納税を求める目的があるのです。

返礼品を目的にせず、「自治体を応援する」ことに国民はもっと気づいてほしいのと、もっと自分が納税したお金がどう使われるのかに関心がもたれるようにしたいですね。