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コンニャクの連作障害対策の新技術の記事。


今日の神流町は、曇りとなり、時々雨がパラパラと降る天候となりました。

最低気温は21.9度、最高気温は27.2度となり、湿度が高かったので蒸し暑く感じました。

今日の上毛新聞に、以下の記事がありました。

コンニャクの連作障害 農薬使わず抑止 新農法開発 
(上毛新聞より)

記事によると、コンニャクを栽培する際の連作障害対策の新技術として、農薬に頼らずにバイオマス技術で対処する方法を群馬高専で開発したそうです。

コンニャクは、同じイモを4年植え替えて栽培することでようやく出荷に至ります。この同じイモを同じ畑で植え替えることにより、連作障害が発生する作物です。連作障害とは、コンニャクイモに対して寄生虫がやどり、成長しなくなる事象のことです。通常だと、連作障害を防ぐ方法として、農薬の散布が行われます。ここで使用する農薬は、匂いがきつい(刺激臭がある)ので使用するにあたり注意が必要なものでした。

今回開発された新技術は、連作障害対策の農薬が不要となることで周辺環境への影響が少なくなり、栽培に必要なコストも低く抑えられるようになるそうです。

新技術が普及して、環境にやさしく、コンニャク栽培の生産性が向上してくれるといいですね。