空き家問題に関する記事。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス2,1度、最高気温は8,2度となりました。

日経新聞に以下の記事がありました。

故郷帰れないけど家や土地残されたまま

(日経新聞より)

記事には、以下の記述があったので、引用します。

進学や就職を機に都市部へ出て、退職後も郷里に帰らない――。現代の標準形になったライフサイクルは空き家、耕作放棄地の増加に代表される地方衰退の要因だ。

記述に記載されているように、高度成長期に形作られた、進学や就職を機に都市部へ流出するというライフサイクルが、今起こっている空き家問題と耕作放棄地増加を引き起こしていることは、紛れもない事実です。

地方衰退を克服するためには、このライフサイクルを変えなければいけないのです。

ただ、日本全体の人口が減少している状況において、地方に人を移動させることは、ものすごく難しいものです。

特定の政策を行えば実現できるというものでもありません。

ただ、空き家の解体費用や再利用に関する仕組みを整備し、空き家の所有者が見切りをつければ、地方の人口は増えずとも、空き家の問題は解消できるでしょう。

制度を整備することと、使わないものをそのままにしておかないように社会を変えていかなければいけません。

この記事を読んで、そのように感じました。