今日の倉敷市でのボランティア作業が終了し、これから群馬県に帰ります。
今日は、真備町の昨日と異なるお宅で、床板はがしの作業を行いました。
作業を行ったといっても、私は素人なので、専門の方が行って出たゴミの片付けです。
今回ボランティアに参加してみて、感じたことは3つあります。
1つめは、ボランティアに出来る作業と業者に任せる作業を切り分けることです。ボランティアは基本的に素人を集めることです。素人でも出来る簡単な作業をお願いすることになります。難易度の高い作業をボランティアに依頼することは出来ません。
2つめは、ボランティアの受け入れ体制の整備です。ボランティアを活用出来るかどうかは、受け入れ体制次第です。ボランティアをさばけるように、事前に必要な役割を把握しておくことが必要です。
3つめは、スタッフ間の引き継ぎです。災害のとき、ボランティアだけでなく、スタッフも寄せ集めになります。最初から最後までずっと関われる人は少ないでしょう。そのため、人が入れ替わっても大丈夫な引き継ぎの仕組み作りが重要となります。
上記のことは、ボランティアに限ら様々ケースに当てはまることです。短期間に大量の人員を投入するようなケースにも当てはまるでしょう。
今回記載したことは、当たり前のことかもしれませんが、この当たり前のことがいざというときにしっかりと出来るよう準備しなければいけません。
災害は突然発生するので、自分は大丈夫と思ってはいけないのです。
そういったことを、今回の倉敷市滞在で考えさせられました。
倉敷市のボランティアセンターは、台風20号の影響を考え、8月23日・24日は休業するそうです。台風20号で被害が出ないことを祈ります。