今日の神流町は、曇り時々雨となりました。
10月14日の日経新聞に以下の記事がありました。
日本のIT投資 不足深刻
(日経新聞より)
日本におけるシステム投資の金額が不足しているそうです。
日本では既存システムの保守や点検に、投資のほとんどが使われており、より新しいサービスの開発に向けた新規の投資に資金が回っていないとのことです。
新規の投資が不足することにより、近年活用が期待されているビッグデータやIOT、AIといった新しい技術の活用の遅れが懸念されています。
米国ではIT分野への投資額が日本の4倍にも上っているそうです。
米国と日本の投資額の違いは、企業がIT投資を成長に必要な投資と位置付けるかどうかから来ているようです。
IT投資を成長に必要な投資と位置付けるためには、経営者のIT分野への理解が必要となります。
ITを単に「インフラ」としてだけ認識するのではなく、ITを使って何をするか、ITを使えば何が出来るというところまで理解して将来的な構想を描かなければ投資額は増えないでしょう。
こうしたIT投資額の不足により、日本は他国から遅れていくことは確実です。
経営層へのIT分野への啓発が必要です。