今日の朝日新聞に、以下の記事がありました。
村議9人だけ「仕事に魅力ない」 公を支える人材どこに
(朝日新聞より)
タイトルだけを見ると、議員の成り手不足に悩む地方議会に関する記事のように見えます。
確かに、記事では昨年の村議会議員選挙で定数割れとなり、今年1月に定数不足分を再選挙することになった群馬県昭和村議会にも触れています。
しかし、この記事では成り手不足に悩んでいるのは地方議会だけでないことも指摘しています。
記事の冒頭には、自衛隊に関して記載されています。
自衛隊ではここ最近人材不足に陥っているそうです。
そのため、年齢制限などの入隊条件を緩和するなどの対応を行っているそうです。
日本は人口減少に直面しています。
ただ、この人口減少問題は、高齢化とも重なっていることから若者人口の減少によりそのまま高齢者世代を支える人も減ることになります。
高齢者世代を支えるだけではありません。
人口減少は、公務員を始めとした公(おおやけ)の仕事の担い手不足にもつながっていきます。
人口は減少しても、日本という国は残ります。
少ない人口で日本という国を支えていかなければいけません。
技術革新により、少人数でも作業が行えるよう作業方法の見直しなども行われています。
少ない人口でどうやって公のサービスを維持していくかを考えなければならない時にあり、そこから目を背けてはいけない時期に来ています。