群馬県および神流町の新型コロナ対応支援策


今日の神流町は、晴れ時々曇りという状況です。

群馬県が緊急事態宣言対象地域となって1週間が経過しましたが、昨日、群馬県独自の支援策が発表されました。
休業協力に20万円支給 新型コロナウイルスで営業自粛で群馬県
(上毛新聞より)

群馬県の支援策の内容は、県の要請に伴って休業や営業時間短縮などの対応を行った事業者に対し、1事業者あたり20万円を支給するとのことです。

県からの要請により休業や営業時間短縮を行うことで、事業者の収入は減少しているため、このような施策は必要なことだと思います。

事業を営む上で、家賃や光熱費、また人件費などの経費が掛かります。現在のような状況では、こうした事業を維持する上での経費の支援が必要な時だと思います。

群馬県は、このほかにも無利子・無担保融資の無利子期間延長などの策も検討しているそうです。

また、私の住む神流町では独自の支援策として、「子育て世帯臨時生活応援商品券」を支給することを決めました。

この神流町の支援策は、神流町在住の18歳以下の人に対して、一人当たり1万円の商品券を支給するものです。

この施策は、学校や保育園の休校・休園に伴う家庭の負担軽減のために実施されることとなりました。

新型コロナウイルスの影響は、事業者だけでなく、家庭への影響も与えているので、こうした支援策も有効だと私は思います。

神流町の場合、各家庭の親戚等が近くにいるケースが多く、子どもを預かってもらえないことは少ないです。

ただ、給食の機会が減ったことで家庭で提供する食事の機会が増えるなど、子どものいる家庭での負担が増えています。

こうした状況に対応するために、必要な措置なのです。

このような支援策は、18歳以下の子どもの少ない(合計で81人)神流町だから実施できた施策です。もう少し規模が大きい自治体では、子どもの数が多くなり予算規模が大きくなってしまうことと行政への事務作業の負担増大から実施することは難しいでしょう。

小さな町の実態に応じた施策ともいえると思います。

群馬県と神流町、それぞれ事業者向けなのか家庭向けなのか、それぞれ支援対象は異なりますが、それぞれの地域に応じて必要な措置を実施しているのです。

緊急事態に対応するためには、各地域の状況を見極めて対応策を検討する必要があります。