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地方での医師不足解消に向けた施策。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は9度、最高気温は27.6度と暖かくなりました。

昨日の日経新聞に以下の記事がありました。

新潟県村上市、医師不足解消へ新たな奨学金

(日経新聞より)

新潟県村上市では、医師の数が全国平均を下回っているそうです。その状況を打開するために、医学部に進学する学生向けの奨学金制度を整備したそうです。

この制度では、医師となり、村上市内の病院で4年以上勤務すると返済が免除となるところが特徴です。

このような施策は、移住ではなく、地元で生まれ育った人材をつなぎ止める施策として有効でしょう。

地方での医師不足は深刻です。

ある自治体では、年収2千万円の条件で医師を募集しても希望者が集まらなかったという話もあります。

医師は都市部に偏在している状態なので、このような状況を解消するには政策として取り組まなければいけないというのが、私の考えです。

医療のような機能を市場原理に巻かせてしまったら、都市部に集中し解消しないでしょう。このような問題こそ政策で解消すべきなのです。

今回の記事を見て、そのようなことを考えさせられました。


地方行政においても公文書管理の向上を願う。


今日の神流町は、午前中曇り、午後から雨となりました。

夜からは雨が少し強めに降っています。

最低気温は10.5度、最高気温は17.7度と涼しくなりました。

今日の上毛新聞に、以下の記事がありました。

公文書 適正保管します 担当職員で研究会

(上毛新聞より)

国政では、公文書の管理に関することが話題となっていますが、地方行政において公文書の管理を向上させようという動きがあるようです。

記事によると、群馬県と県内35市町村の公文書管理を担当する職員により、勉強会を開催したそうです。

今年度は、まず公文書の保管場所改善に関して研究するとのことです。

公文書は、住民にとっても重要な財産です。重要な財産である公文書を適切に保存することは、住民サービスの向上につながります。

財産を守る立場の職員の方々には、今後も継続して公文書管理について、少しずつ改善していてほしいと思います。


記憶よりも記録。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は8.3度、最高気温は25.7度と暖かくなりました。

国政では、これまでの国会での答弁が覆される、いろいろな文書が公開され、何かと話題になっています。

文書に書かれたことが事実かどうか議論されていますが、そもそも文書はなぜ作成するの考えてみます。

文書を作成するそもそもの目的は、そのときにあたこと、それまでに行ったことを記録し、後で振り返ることが出来るようにするためです。

文書自体を事実と異なることを書くことも出来ますが、そのようなことは稀であり、大抵の文書は事実を正確に記録することに注意して作成されます。

文書の利用用途が組織内での回覧用文書であった場合、その回覧用文書は会議に出なかった人に会議の内容を正確に伝えるため、出来るだけ事実を正確に記載することを心がけます。

人間の記憶というものは、徐々に薄れていくこともあり、記憶自体が時間とともに少しずつ変わってしまうこともあります。

人間の記憶だけでは事実を記録して後世に残すことが出来ないため、人間は文書を作成するのです。

記憶と記録、どちらの信用性が高いかというと、記録の方が信用性は高いと言えるでしょう。

ここ最近の国政での出来事を見ていて、改めて記録の重要性を感じさせられています。


小学校にも越境入学という施策。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は16.5度、最高気温は30.2度と今日も非常に暑くなりました。

今日の日経新聞に以下の記事がありました。

「越境通学」で廃校の危機を回避山形県東根市

(日経新聞より)

山形県東根市の高崎小学校では、小規模特認校に認定され、地域外からの越境入学を取り入れています。

学校が無くなると、地域は活力を失い、衰退します。

過疎地にとって、学校を残すことは、重要な問題です。

小学校を残すために、東根市の高崎小学校は越境入学を取り入れました。

越境入学は、小学校に独自性を持たせ、他の学校と異なる部分を作らないといけないので、取り組むことだけでも難しいことです。

しかし、東根市では、地域をあげて小学校を残すための施策として、このような取り組みに至りました。

小学校は、地域文化の拠点です。このような取り組みが参考になります。


群馬県内の市にて女性管理職が増える傾向に。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は10.1度、最高気温は26.2度と暖かくなりました。

今日の上毛新聞に以下の記事がありました。

県内自治体 女性管理職 増えてます 館林は33%「積極登用」

(上毛新聞より)

上毛新聞の調査によると、群馬県と県内12市の女性管理職の登用割合を調べたところ、太田市を除く市で、前年を上回ったそうです。

女性管理職の登用拡大は、自治体運営に多様な観点をもたらすため、とても良い事象だと思います。

今回、町村の調査結果は出ていないのですが、市の動きは徐々に町村へ波及していくことが予想されます。

公務員だけでなく、政治家においても女性登用の動きが拡大してほしいものです。


空き家を減らすために事前に登録制。


今日の神流町は、曇りとなりました。

最低気温は6.5度、最高気温は16.5度となりました。

昨日の日経新聞に、以下の記事がありました。

空き家活用へ事前登録徳島・神山町、処置方法を意思表示

(日経新聞より)

徳島県神山町は、山間部に位置しながら、移住者が多いだけでなく、企業のサテライトオフィスが設置されるなど特徴のある町です。

その神山町において、また新しい取り組みが行われるようです。それは、空き家の事前登録制です。既に一人暮らしだったりで、空き家になりそうなお宅が、事前に登録し、空き家になったあと他の人へ譲りやすくするそうです。

空き家になる前に利用方法を決めておけば、持ち主が亡くなったあとに相続等により手続きにかかる時間を短縮できます。

空き家になる前に所有者の了承を得るというところが画期的です。

こうした取り組みが、今後広がっていくことでしょう。


地方での人口減少が加速。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は9.2度、最高気温は21.3度となりました。時々強風の吹く天候でした。

今日の読売新聞の1面には、とても衝撃的な見出しが掲載されていました。

「消滅可能性都市」8割の自治体で人口減加速

(読売新聞より)

地方消滅という言葉は、2014年に日本創成会議によって発せられた言葉です。2014年に発表したときは、全国で896の自治体で人口減少により消滅可能性があるとのことでした。

今回の読売新聞の調査では、2014年に日本創成会議が消滅可能性自治体と発表した中の8割の自治体で、人口減少が加速しているとのことでした。かつての想定を上回るスピードで、人口減少が進んでいるのです。

記事では、人口減少に伴う自治体の在り方について、政府は抜本的ば見直しを行うべきとの意見を出しています。

人口減少には2つの要因があります。日本全体の人口が減少しているのは、出生率低下による少子化が原因です。今回の読売新聞の記事にある消滅可能性自治体の人口減少は、自治体の外へ人口が流出することが要因です。

同じ人口減少と言っても、日本全体の事象と地方が直面している事象は原因が異なるのです。

読売新聞の記事には、地方消滅を提唱した増田寛也氏のコメントが記載されていました。増田氏よると、消滅可能性自治体の解消のために、東京一極集中の是正と地方に若者が定着することが重要との意見を述べています。私としては、それをどのような策で行うのか、具体策を提示してもらいたいところですが、具体策は記載されていませんでした。

今回の記事によると、今後は地方自治体を今のまま残すかどうかの議論が進むそうです。

地方を救うための方策を、私も継続して考えていきたいと思います。


今日は憲法記念日。


今日の神流町は、曇り時々雨がパラパラと降る天気となりました。

最低気温は14.7度、最高気温は25.8度となりました。

5月3日の今日は憲法記念日です。

憲法記念日ということで、今日の新聞、テレビともに日本国憲法を変えるべきかどうかという議論が行われています。

私としては、憲法を変えることは必要だと思いますが、自衛隊を記載するかどうかを議論するのではなく、他の部分から改正の検討をすべきだと思います。

例えば、衆議院の解散権や参議員の扱いについて、憲法上の規程を修正する必要があると思っています。

また、地方自治についても、町村総会と地方議会を設置できる旨の記載が憲法にありますが、記載を検討すべきだと思っています。

憲法は、国の暴走を防ぐためのものです。

日本として、どういう国になるのか、どういう国を目指すのかが、憲法を改正するか考える上で重要になると思います。


大学で広まる「地域枠」。


今日の神流町(5月1日)は、終日晴れとなりました。

最低気温は15度、最高気温は30度と非常に暑くなりました。

今日の上毛新聞に、群馬医療福祉大学で、今年度の入試から「地域枠」を設ける旨の記事がありました。

「地域枠」を設ける理由は、群馬県での医療従事者不足解消のために、群馬県に残って働く人を確保することが目的です。

大学を通じて、地域に人材を残そうとする取り組みがあることで、人材の流出に歯止めをかけるきっかけになることでしょう。

地方から人材が流出してしまう要因は様々ですが、こうした大学を通じた取り組みも解消策として効果的だと思います。


電子通貨による地域活性化例。


今日の神流町は、朝方雲っていましたが、日中から晴れとなりました。

最低気温は8,2度、最高気温は21,6度と暖かくなりました。

今日の日経新聞に以下の記事がありました。

離島限定通貨、飲食・買い物しやすく東京都

(日経新聞より)

東京都では、離島限定の電子通貨を発行しているそうです。スマホにチャージする方法で使用し、7,000円で10,000円分使用できるそうです。

地域限定での利用となるため、地域経済への効果を目的としています。

実通貨を発行するのではなく、電子通貨とすることで、コストを低く抑えられるようです。

デジタル化による地域経済活性化策として、注目です。