リノベスクール@富岡の公聴


1.本日の活動
今日の神流町は、晴れたのですが、朝はとても寒くなりました。

最低気温はマイナス5.8度となり、朝9時の時点でも気温は氷点下のままでした。

寒い中での「朝のつじ立ち」は、かなりつらかったです。

今日の「演説」は、「黒田(くろだ)」地区の中の3か所で行いました。

演説中に通り過ぎる車の中からは、手を振ってくださる方もいて、わたくしの活動が浸透してきている手ごたえを少しずつですが感じています。

2.リノベーションスクール@富岡の公聴
今日は、午後から富岡市に行きました。

目的は、「リノベーションスクール@富岡」を公聴するためです。

「リノベーションスクール」とは、町に残っている建物などを単に「改築」するのではなく、建物の改築・活用を通して地域を活性化させようとする取り組みです。

全国各地で開催されているのですが、今回の富岡市での開催は群馬県で初めてとのことです。

わたくしも「リノベーションスクール」を見るのは初めてでした。

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下の写真は、会場となった「富岡倉庫」です。古い倉庫を活用した施設なのですが、倉庫の機能がしっかりと残っていて、会場内はかなり寒かったです。

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今回のイベントでは、「長屋」「花屋の2階」という物件がテーマで、それぞれの物件ごとにチームが分かれて活用案の発表が行われていました。

今回のイベントに伺ってわたくしの印象に残ったことは、「その物件単体でとらえるのではなく、物件を中心にした地区全体をとらえる」ということです。

ただひとつの物件だけの利益を考えるのではなく、その物件の活用を通して、地域全体のストーリーを作り出していく、それが「リノベーション」であるとわたくしは解釈しました。

「空き家」という問題は、最近よく出てくる言葉ではありますが、物件単体でとらえがちです。ひとつの物件だけにとらわれて開発をすすめてしまうと、開発のための「短期的な利益」は稼げるかおしれませんが、地域全体に効果を波及させるという「長期的な利益」にはつながりません。その物件単体だけでなく、周辺のお店、地域の文化、習慣、そういうものをすべて考慮して、関連づけて考え、みんながつながって利益が出るような仕組みづくり。その重要性を、今日のイベントで勉強させてもらいました。

神流町には、「リノベーション」する要素がたくさんあると思うので、私にも何かできないか考えてみようと思います。