住民の意見だけでなく、専門家の意見も重要。


今日の神流町は、晴れ時々曇りとなりました。

最低気温はマイナス1,8度、最高気温は7度となり、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

上毛新聞に以下の記事がありました。

議員定数の削減案 公述人2人が賛成 みどり市議会

(上毛新聞より)

群馬県みどり市では、市議会議員の定数を現在20人であるところを18人に削減するかどうか検討しています。

この議員定数削減に関して、今回、市民からの公募により公述人をつのり、2名から意見を聞いたそうです。

記事によると、公述人からの意見はいずれも議員定数削減に肯定的だったとのこと。

ただ、私が注目したのは、専門家の意見です。今回、市民だけでなく、大学教授や元県会議員といった専門家からも意見を聞いたそうです。大学教授からは、議員定数を削減すると住民と議会との距離が遠くなり、住民の意見が反映されにくくなるとの指摘があったそうです。

私も大学教授の意見と同じで、議員定数を削減すると、住民の声を反映しにくくなるというデメリットを忘れてはいけないと思います。

議員は報酬が税金から支払われているため、議員定数削減に向けての議論ばかりが先行しがちで、削減した方が住民からの賛同を得やすいとも言えます。

しかし、削減ありきで議論してしまうと住民の意見を反映するという、議会本来の役割が維持できるかといった視点が忘れられがちになる気がします。

住民だけでなく、専門家の意見も重視することも必要だと私は考えます。