役所職員数について考える


昨日・今日と神流町は、雨となっています。

昨晩は、少し強めに雨が降りました。

さて、新型コロナウイルスによる経済への影響緩和策として、国民一人につき10万円が給付される特別定額給付金が行われています。

神流町では既に振込が行われています。

しかし、規模の大きな自治体では、まだ申請書の発送業務も終わっていないところもあるようです。

このような状況は、神流町のような小さい自治体は、人口も少ないため負担が少ないからスムーズにできると考える人もいるかもしれません。

ただ、別の見方をすれば、大規模な自治体は人口に見合った役所職員の人数が確保できていないとも言えるのではないでしょうか?

公務員の給与は税金から支払われているため、一般国民からすると公務員の数が多いことを「悪」と考える人もいます。

ただ、公務員の数が多いということは、それだけ行政サービスも多く受けられると考えることもできます。

大規模自治体では、本来もっと役所職員の数を増やしてもよかったのではないでしょうか。

役所職員の数が少なくなると、今回の新型コロナウイルスのような緊急事態や災害対応の際に、役所の対応が困難になってしまいます。

役所職員の人数を、ただ「コスト」という観点だけで見てしまうと、行政サービスが不十分なものになったり、緊急事態に対応できなくなってしまうのです。

役所職員の人数を考える際は、「コスト」という経済合理性だけの観点だけではなく、様々な観点で議論すべきだと私は思います。

今回の事象を見て、あらためて考えさせられました。