豚熱の拡大が進んでいます。


7月は雨が続くため、神流川はずっと濁ったままです。

もうしばらくの間、神流川が澄んだ状態で流れているのを見ていません。

さて、昨年頃からジワリと話題になっていた豚やイノシシに感染する豚熱が、現在でも本州で感染が拡大しているそうです。
1カ月当たり感染頭数減も… 豚熱イノシシ拡大じわり 19年12県→20年17都府県 各地、防疫を徹底(日本農業新聞より)

豚熱は、人間に感染することはありませんが、豚に感染すると致死性が高いとの特徴があります。そのため、養豚場では、危機感を持っています。

群馬県では、昨年から養豚場でワクチン接種を実施したり、イノシシの侵入を防ぐための金網を設置するなどの対策を実施しています。その成果もあり、群馬県では養豚場での豚熱感染は報告されておりません。
CSF(豚熱)対策について(群馬県HPより)

群馬県でも、昨年、豚熱の感染拡大を防ぐためにイノシシ向けに経口ワクチンを散布しましたが、今年に入っても豚熱に感染したイノシシが発見されています。

人に感染することが無いと言っても、豚に感染してしまったら、養豚業の方々に大きな被害が発生します。

山林に入る際は、消毒を行うなど、引き続き豚熱拡大防止のための対策が必要です。