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12月定例議会終了。


昨日、神流町議会の12月定例議会が開催されました。

今回の議案は、2019年度の補正予算と財産の購入案件、条例の改正、人権擁護委員の選任でした。

今回の定例議会で、私は「防災」に関して一般質問を行いました。

神流町では、今年10月の台風19号によって被害が発生しました。

今年の台風19号のような大規模な台風が今後来る可能性は低いのかもしれませんが、万が一に備えることが重要です。

また、こうした大規模な災害が発生したときこそ、しっかりと町民から意見を聞き、反省点の振り返りを行い、今後のために記録を残しておくことが必要だと思っています。

上記のようなことを今回の一般質問で私は要望させてもらいました。

災害はいつ発生するか分かりません。

常日頃から備えておくように心がけたいものです。

これは私自身への自戒の念も込めています。

今回の災害を私も忘れずに、今後の活動に取り組んでいこうと思います。


12月定例議会は12月12日。


今日は、12月定例議会に向けた全員協議会が行われました。

神流町議会の12月定例議会は、12月12日に開催されます。

今回の議案は、各種補正予算と物品の購入案件等が審議されます。

今回、私は「防災・減災対応」について一般質問を行う予定です。

今年10月の台風19号による影響を踏まえた対応に関して確認する予定です。


臨時議会と台風19号による被害の状況


昨日は、神流町の臨時議会が開催されました。

議題は、以下の4議案です。

1.神流町一般会計補正予算の報告

2.神流町生活排水処理事業特別会計の報告

3.神流町簡易水道事業特別会計の報告

4.道の駅増築工事事業者の承認

今回の臨時議会は、10月21日に告示され、23日に召集されるという非常に短期間での召集となりました。

これは、台風19号による被害の対応によるので、災害時はこのような緊急での召集もあり得ます。

議題の1から3は、災害復旧に伴う専決処分の議案でした。

議題4については、工事業者の選定にあたり議会の承認が必要となるものであるため、議案になったものです。(神流町では条例により、契約金額が5千万円を超える契約については、議会の承認が必要となっています。そのため、5千万円を超える工事については、議会の承認を得られなければ、工事に着工できなくなっています。)

台風19号により神流町では、人的被害は発生しませんでしたが、243名の方が避難し、道路の崩壊等影響がありました。

以下に、被害のあった現場(一部)を掲載いたします。


神流町の総合グラウンドの状況です。神流川の水が、総合グラウンドまでのってしまい、ライトのフェンス・照明が崩れてしまいました。


県道・小平下仁田線の持倉地区手前の状況です。法面が崩れて一時期通行止めとなりましたが、現在は通行できる状態になっています。


県道・小平下仁田線の白石地区の状況です。路肩が崩落しましたが、通行は出来ます。


魚尾の下小越地区手前にある橋の一部が崩落しました。仮復旧を行い、通行できる状態になっています。

町道166号線です。道が崩落しているため、現在通行止めとなっています。

神流町では、現在、避難している世帯はなく、停電・断水共に解消しています。

神流町の主要道路である国道462号・299号ともに通行は出来ますが、町道や林道は通行できない箇所もあります。

詳細は、神流町のHPに掲載されていますので、以下のページを参照してください。

http://town.kanna.gunma.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=403&comment_flag=1&block_id=49#_49


「第24回全国小くても輝く自治体フォーラム in 南牧村」に参加して


久しぶりの投稿になります。

この夏は、参議院選挙があったりして、いろいろな活動をしていました。

この夏の活動は、おいおいご報告したいと思います。

さて、私は先週10月4日・5日に南牧村で開催された「第24回全国小くても輝く自治体フォーラム in 南牧村」に参加してきました。

このイベントは、「全国小さくても輝く自治体フォーラムの会」が主催し、小さな自治体を廃止する動きが見られる中で、小さくても自立・自律した道を選び持続可能な自治体の運営を目指す活動を目的としたものです。

今回、私は初めて参加させていただきましたが、参加した自治体には北海道から九州まであらゆる地域の自治体関係者が参加していました。

南牧村は、神流町のすぐ隣の自治体であり、高齢化率が日本一高いことでも有名ですが、環境も神流町と非常に似た状況にありますが、そのような自治体で今回のイベントが開催されたことは非常に意味のあることだと思いました。

このイベントでは、各自治体の取り組みが紹介されました。

1日目は、全体会として、講演やパネルディスカッションが行われました。

2日目は、3つの分科会に分かれ、分科会ごとに異なったテーマで話し合いが行われ、分科会終了後の全体会で「アピール文」が採択されました。

今回参加してみて私が感じたことを記載したいと思います。

地域の資源を活用することが重要

1点目は、「地域の資源を活用することが重要」ということです。これは地域活性化を行う上で、当たり前のように言われることですが、再認識させていただきました。

地域の資源というと特産物だったり、特徴的な景色があったりというところだけを意識しがちですが、それだけではありません。地域の資源は、有形・無形あらゆるものがあります。地域住民のアイデア・地域文化も地域の資源と言えるでしょう。そうした有形・無形を問わず地域の資源を見直すことが重要だということを強く実感しました。

小さな自治体になっても恐れることは無い

2点目は、「小さな自治体になっても恐れることは無い」ということです。市町村合併をして自治体の規模を大きくすることに賛同する人もいますが、大きい自治体になると面積が広くなり、人口も多くなるため、細かいところまで行政の目が届きにくくなるというデメリットがあることも忘れてはいけません。

反対に、小さな自治体であれば、住民ひとりひとりまで行政との顔の見える関係を築くことが出来るだけでなく、「行政の動き」「住民を含めた自治体全体の動き」ともに小回りが利き、素早く動けるようになります。これは、小さな自治体だからこそのメリットと言えるでしょう。

上記2点が、今回私が感じたことです。

これらを今後の活動に活かしていこうと思います。


止まらない投票率の低下


4月21日に統一地方選の後半戦が終了しました。

統一地方選の後半戦は、市町村議会の選挙であり、県議会議員選挙よりも多くの議員を選ぶ機会でした。

通常、選ぶ議員数が増えれば、選挙活動がよりこまめに行われ住民への接点が増えるため、投票率は上がりやすくなると言われています。

しかし、今回の統一地方選後半戦では、前半戦よりも投票率が低下することとなりました。

住民に対して地方政治の重要性を伝えきれていない政治家の責任もあると思います。

ただ、住民側にも地方政治を知ろうとする姿勢を身につけて欲しいとも思います。

投票率の低下は、地域のつながりが低下していることも要因となっています。

地域のつながりを深め、政治を他人事ではなく、自分事と考えられるよう取り組みを行わなければいけません。

投票率の低下は、住民の意見が反映されないこととなり、生活環境の整備にマイナスの影響をもたらします。

地方政治への関心の高まりを何とか実現したいと思います。


統一地方選後半戦開始


今日から統一地方選の後半戦が開始されました。

群馬県内では、いくつかの市長選と市議選が開始されています。

市議選の中では、議員のなり手不足が懸念されつつも、高崎市やみどり市のように立候補者が多く激戦となっている市もあります。

立候補者が多くなることで、住民の関心が高まることを期待します。


もうすぐ統一地方選の後半戦


この前の日曜日に統一地方選の前半戦が終わったばかりですが、次の日曜日からは統一地方選の後半戦が始まります。

群馬県での統一地方選後半戦は、市町村議員選挙と市町村長選挙が行われます。

選挙が続くと、自治体職員の皆様にも非常に負担がかかっていることと思います。

元々統一地方選は、まとめて選挙を行うことで経費の削減等を目的にしたものです。

ただ、こうして選挙が続くと、関係者も疲弊してきます。

選挙の方法自体を効率化して、省力化を進めていくべきでしょう。


県議会議員選挙を終えて


先週日曜日には、群馬県議会議員選挙の投開票日でした。

今年の群馬県議会議員選挙では、世代交代が進み、多くの新人議員が誕生することになりました。

ただ、選挙を終えて残念だったのは、投票率の低下です。

選挙に関わっている側としてみれば、非常にチカラを入れて出来るだけ多くの人に伝わるよう取り組んでいたつもりでしたが、結果として投票率は上がらず、一部の人にしか伝わってなかったようです。

投票率の低下は、今後も続きそうです。

国政選挙は日本全体に関わるもので政党の影響を受けやすいのですが、地方選挙は、国政選挙と異なり、自分たちの身近な問題に対応できる人を選ぶ選挙です。

地方選挙の重要性を認識してもらえなければ、投票率の向上は見込めないでしょう。