ふるさと納税の動向について


今日の神流町は、終日曇りとなりました。

最低気温は21.8度、最高気温は29.1度と久しぶりに最高気温30度を下回りました。

日経新聞に以下の記事がありました。

返礼見直しバカを見る? ふるさと納税曲がり角

(日経新聞より)

返礼品競争が加熱し、昨年には総務省から返礼品の見直しに関する通知が出された、ふるさと納税ですが、総務省の通達によって影響の出ている自治体があるようです。

通達に従って返礼品の見直しを行った自治体は、受け入れ額が減少し、通達に従っていない自治体は受け入れ額を伸ばしているようです。

ふるさと納税は、自治体間の税を移転します。

受け入れる側にとっては返礼品により産業振興へとつなげられますが、首都圏の自治体にとっては税収が減少する事態に陥っています。

ふるさと納税によって、首都圏の自治体に納められた税金が、地方へと移転しているのです。

これは通常の消費行動ではなく、税金の移転というところがネット販売等で遠隔地の品物を買うのと違うのです。

ふるさと納税は、都会と地方の対立構造の要因になってしまっています。

都会と地方の対立ではなく、協力関係を築けるような制度の構築が求められます。