地方政治について」カテゴリーアーカイブ

都道府県予算が出揃いました。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス4,7度、最高気温は13,9度と暖かくなりました。

今日の日経新聞に、以下の記事がありました。

都道府県18年度予算案、2年連続減法人2税は35都道府県で増収

(日経新聞より)

2018年度の都道府県の予算が出揃ったそうです。

制度変更もあり、減収となったところが多いようです。

一方、法人税だけで見ると、増収となっているところもあるようです。

法人税の増加を好景気と考えるかどうか、人によって違うと思いますが、住民にとって効果的な利用を望みます。


高校を活用した地域活性化。


今日の神流町は、曇りとなりました。

最低気温はマイナス7度、最高気温は8度となりました。

今日の日経新聞に以下の記事がありました。

奥尻町、町立高校軸に町おこしプログラミング・英会話で

(日経新聞より)

北海道奥尻町では、かつて道立だった高校を町立に転換しました。生徒数が減少し、北海道としては、廃校を検討したにですが、奥尻町は地域の学ぶ機会を確保するために、町立に転換して存続させました。

学校は、地域の交流拠点として、非常に重要です。

奥尻高校は、町立に転換後、様々な取り組みを始めたそうです。

かつては、卒業後に島を出たいと回答する生徒の割合が高かったようですが、島に残りたいと回答する生徒の割合が増えてきているそうです。

自治体が高校の運営に取り組む事例は、他の自治体でも見られることであり、地域にプラスの効果をもたらしているようです。

地域活性化のために、教育への取り組みが重要でしょう。


総務委員会視察にて、みなかみ町へ。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス6,5度、最高気温は9,5度となりました。

今日は、総務委員会の視察で、群馬県みなかみ町に行ってきました。

みなかみ町は、月夜野町、水上町、新治村が2005年に合併してできた町です。人口は約1万9千人と私の住む神流町のおよそ10倍です。

谷川岳の登山やスキー場、温泉が有名なまちです。

みなかみ町は、2017年に「ユネスコパーク」に登録されました。

今日の視察は、①役場庁舎にてユネスコパークに関しての説明を聞き、②テレワークセンターを訪問、③奥利根アメニティパークで固形燃料RDFの活用状況に関して説明を受けるという流れでした。

今日の視察で、私が受けた印象を記載します。

まず最初に感じたことは、みなかみ町は総合戦略をしっかりとまちづくりの基本に据えて行政が動いているところです。

ユネスコパーク、テレワークセンターともに総合戦略に記載され、それを着実に実行していました。

総合戦略は、国の地方創生の施策に伴い、全国の自治体で作成が義務づけられました。みなかみ町では、作成した総合戦略をしっかりと実現しています。これは、当たり前のようで、なかなか出来ないことです。みなかみ町役場には、総合戦略課という部署を作り着実に実行しています。

まちづくりの基本は、計画性です。みなかみ町では、計画的にまちづくりが行われていました。

次に感じたことは、コスト削減の実行力です。みなかみ町では、ゴミ処理施設のコスト削減が課題となっていますが、その課題に対してしっかりと対策がとられていました。

一般的に行政の施策は、やりっ放しでコストの計算が行われません。特に、コスト削減策というと、人員削減ばかりに注目しがちです。しかし、みなかみ町では、人員削減の他の策でゴミ処理のコスト削減を実施していたことが印象的でした。

今回の視察では、みなかみ町役場職員の方々、副議長と議論することが出来ました。他の自治体の方々と議論することは、良い刺激になります。

この視察の成果を 、今後の神流町町政に活かしていかなかればいけません。


地方議員の年金について。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス7,5度、最高気温は6度となりました。

今日も非常に風が強くなりました。

今日の読売新聞の社説に以下の記事がありました。

地方議員年金 なり手不足解消につながるか

(読売新聞より)

現在、地方議員に年金はありません。国民年金に加入するのみとなっています。かつては地方議員が加盟する年金制度がありましたが、廃止されました。

この年金がないことが、議員のなり手不足に起因しているとして、地方議員も厚生年金に加入できるようにしようという動きがあります。

年金制度の拡充が、議員のなり手不足解消に直結するとは思えませんが、やらないよりはマシだと考えるべきでしょう。

総務省で、町村議会のあり方に関する有識者会議が行われていて、3月までに報告がまとめられる予定です。

なり手不足解消のために、様々な施策が必要です。

 


長野県は町村議会改革の先進地。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス2,4度、最高気温は13,6度と暖かくなりました。

昨日の日経新聞に、以下の記事がありました。

住民の声届く議会に長野県の町村、改革に試行錯誤

(日経新聞より)

長野県は、夜間議会を始めた喬木村や「サポーター制度」のある飯綱町など、議会改革で先進的とも言える町村があります。

特に、飯綱町の議会は、マニフェスト大賞で表彰されたり、全国から多数の自治体が視察に訪れるなど、議会活動が活発に行われています。

飯綱町議会では、一般質問の持ち時間は、一人あたり60分と決まっており、全定例議会で議員全員が一般質問を行うそうです。

飯綱町議会の一般質問は、議員と執行部との真剣勝負の場であり、活発な議論が行われます。

町村議会は、市議会よりも住民に近いという特徴があります。この住民に近いという特徴を活かすためにも、町村議会が活発に取り組まれるよう議会改革を進めていく必要があります。

飯綱町のような議会が増えると、国や県への依存度の低い地方自治へと変わっていくことでしょう。

 


国民健康保険の制度変更。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス4,6度、最高気温は10,4度と暖かくなりました。

今日の上毛新聞に以下の記事がありました。

国民健康保険 11市町村で緩和措置 新年度の運営方針、知事に答申

(上毛新聞より)

国民健康保険は、現在市町村単位に運営されていますが、平成30年度から都道府県単位に運営される方法に制度が変更されます。これは、国民健康保険法が変更されたことに基づいて行われています。

制度変更の理由は、人口減少と高齢化により国民健康保険の収入よりも支出の割合が増えており、市町村単位での運営が厳しくなったなどです。また、市町村ごとに国民健康保険料に差があるといったことも理由に挙げられています。そこで、制度変更により、市町村単位から、都道府県単位に運営規模を引き上げることで、運営効率の向上と住民が負担する保険料の平準化を図ろうとしています。

今回の記事に記載されたのは、市町村から県に納付する住民一人あたりの金額です。県での運営は、市町村から納付された金額により行われます。

住民が実際に払う国民健康保険料は、これまで通り市町村側で決めます。ただ、従来と異なるのが、今回発表会された県への納付額をもとに市町村側で住民に課す保険料を決めることになります。

制度変更は、人口減少・高齢化に直面した日本社会において、今後も国民皆保険を維持するために必要なことです。

公共サービスを維持するには、今回の国民健康保険のように、定期的に制度の見直しを行うことが必要なのです。


今年最初の議会。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス8,5度、最高気温は7,1度と今日も朝方非常に寒くなりました。

今日は、臨時議会が開催されました。

2018年で一番最初の議会です。

今日の臨時議会の議題は、契約案件2件でした。

神流町では、5,000万円以上の契約案件については、議会の承認が必要になっています。一度承認した契約案件の金額が変更になるときも、また議会の承認が必要になります。

地方自治体の事務は、このような手続きを経て進められていくのです。


民間資金を活用した環境整備。


今日の神流町は、午前中晴れ、午後から曇りとなりました。

最低気温はマイナス7,6度、最高気温は5,6度と今日も朝方寒くなりました。

日経新聞に以下の記事がありました。

岡本太郎「太陽の鐘」移設、植栽整備へネット募金

(日経新聞より)

群馬県前橋市に、岡本太郎が制作した「太陽の鐘」を移設する予定になっているのですが、周辺の植栽整備に民間資金を活用するそうです。

インターネットが普及し、クラウドファウンディングにより民間資金を集めやすくなりました。民間資金の活用は、そこに住んでいる人だけでなく、遠方の人でも参加することができます。

このような民間資金を、まちづくりに活用する事例が今後増えていくことでしょう。


人口減少対策への予算編成。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス8,6度、最高気温は6,4度と朝方非常に寒くなりました。

2月となり、国や自治体のの平成30年度予算に関する記事を新聞で見る機会が増えてきました。

私が平成30年度予算に関する記事を見て感じたことは、人口減少対策に向けた予算編成を行っている自治体が多いということです。

人口減少対策としては、移住者促進のためのPR活動であったり、若者の就業機会創出のための活動に予算が使われるようです。

人口減少という問題が、非常に深刻となっていることが分かります。

人口減少問題は、短期間で発生した問題ではなく、長い時間を経て発生した問題です。解決に向けた取り組みも、短期間ではなく、長期的な視点で取り組むことが必要でしょう。

 


高校生と県議との意見交換会。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温はマイナス1,7度、最高気温は10,3度と暖かくなりました。

今日の上毛新聞に以下の記事がありました。

県政の課題「ガチ」で教えて 県議と富岡高生徒が議論

(上毛新聞より)

私の母校富岡高校にて、県会議員と高校生の意見交換会が行われたそうです。

県会議員選挙の投票率が低迷していることから、投票に行くことを議員らは呼びかけたそうです。

政治は税金の使い途を決めるものです。学生であっても、消費税を納めている立派な納税者です。自分たちが納めた税金の使い途を、しっかりとチェックする権利があります。

投票に行かない場合、税金だけ支払って、その使い途に興味を持たないのと同じです。

税金が高いことに不満を持つ人や、税金を納めてもその恩恵を受けられていないと感じる人こそ、ぜひ投票に行ってほしいと思います。