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緊急事態宣言延長後の群馬県の対応はどうなるか


今日の神流町は、朝から曇っていて、昨日よりは少し涼しく感じます。

昨晩は、少しだけ雨も降りました。

ところで、日本政府は、本日にも緊急事態宣言の延長を正式発表すると言われています。

期限は5月末までとの報道もありますが、果たして正式な発表はどうなるか注視する必要があります。

群馬県では、緊急事態宣言の延長前から県立学校の休校期間を「5月末まで」と決めていました。「5月末」に決めた理由は、「学校において集団感染が発生した場合の医療機関等への影響も考慮し、大型連休後、少なくとも2週間程度の感染状況を見極め、その後の対応を検討する期間を確保する必要がある」(群馬県HP「新型コロナウイルス感染症対策のための県立学校の臨時休業等について」より抜粋)とのことでした。

群馬県は5月末まで休校期間を延長することを決めた際、県内の市町村にも同調することを強く要請し、神流町においても小学校・中学校・保育園・学童保育が5月末まで休校・休園となっています。
(神流町の各種学校の詳細は、神流町HPを参照)

群馬県が5月末まで延長した時の理由を見る限りでは、日本政府が緊急事態宣言を延長した場合、休校期間のさらなる延長を求めてきそうな気がします。(私のいらぬ心配であればよいのですが)

もし、群馬県が休校期間をさらに延長するのであれば、休校措置によって学校に通えない子どもたちのサポートにもっとテコ入れすべきです。

5月11日に群馬県議会の臨時議会を開催し、群馬県は新型コロナウイルス対策をメインとした令和2年度補正予算案を提示します。その補正予算案を見ると、総額約152億円のうち「子供たちが安心して『学び』を続けるための取組」として、約30億円ほどの予算がついています。

この約30億円のさらに中身を見てみると、「公立小中学校のICT教育環境の整備」として1億1千万円の予算がついており、その内容は「○公立小中学校におけるICT教育に係る設備(授業支援ソフトウェア)の購入費用を市町村に対して補助」となっています。
※令和2年度補正予算の詳細については、群馬県HPを参照

この内容を見る限りにおいて、ソフトウェアの購入だけであり、その内容や授業支援を具体的にどう行うかまでは分からない状況にあります。

群馬県の要請によって、小中学校の休校期間も延長したのであれば、小中学校の休校に伴う対処に対しても群馬県はしっかりと責任をもって取り組むべきでしょう。

本日発表される予定の緊急事態宣言の延長に伴い、群馬県が果たしてどういう対応を行うのか、しっかりと注視し、不足している対応・不明な箇所があれば意見や問い合わせをする必要があります。

対応を行うということは、責任を伴うものなので、それを意識する必要があるのです。


外出しなくてもできる会議の方法


昨日と今日の神流町は、晴れていて、とても暑くなっています。

昨日は、気温が30度まで上がり、本当に暑くなりました。

新型コロナウィルス感染症対策として、イベントだけでなく、会議も開催が延期や中止となっています。

そんな中、昨日、立憲民主党自治体議員ネットワークのオンライン会議が開催され、私は自宅から参加しました。

昨日の会議は、ZoomというWebシステムを使用し、行われました。

参加者は、全国から70名以上でしたが、実際に合わなくてもインターネットを利用することで会議を実現できることが実感できました。

インターネットの回線速度があまり早くない神流町からであっても、特に問題なく私は会議に参加できました。

会議というと、実際に会って話し合うことにこだわる人もいますが、インターネットが浸透した現代においては、インターネットによる会議をもっと活用すべきだと私は思っています。

インターネットを利用することで、人を招集するための交通費等の費用が節約できるだけでなく、参加者の移動時間の節約でき、時間の有効活用にもつながります。

今回、新型コロナウイルス対策として、Webを活用した会議に注目が集められていますが、もっと早期から着手してもよかったのではないかと思っています。

パソコン等のインターネットを利用するとなると、「使ったことがない」という方は抵抗があると思いますが、一度や二度利用していけば徐々に慣れるものです。

ただ使い方が分からないという理由で使わないのではなく、「利用しないことで損失する利益」と「利用することで得られる利益」をしっかりと考え、どちらにすべきか判断すべき時だと思います。

昨日の会議では、あらためてそんなことを考えさせられました。


神流町における特別定額給付金の対応について


今日から5月です。

今日の神流町は、晴れています。

昨日、国会で2020年度の補正予算が成立しました。

今回の補正予算には、国民一人につき10万円が給付される「特別定額給付金」が含まれています。

この特別定額給付金は、国から自治体に配布され、自治体から住民にさらに配布される仕組みになっています。

給付金が早めに住民に支給できるよう、自治体の中には、独自の取り組みを行うところも出てきています。

神流町においても、給付金の支給を早めるために、町民に向けて申請書の発送を昨日実施しました。

また、高齢者の多い神流町では、申請書の書き方が分からない方のために、記入のサポートを役場職員によって実施される予定です。

こうした給付金の速やかな支給に向けた対応は、小さな自治体だからこそ出来ることです。

生活に必要な資金であるため、迅速な対応が必要となります。

小さな自治体だからこそ、住民に即した対応が可能なのだと思います。


神流町では川に降りる道と公衆トイレを閉鎖


今日の神流町は、終日晴れとなり暖かくなりました。

今日は、「昭和の日」です。

例年であれば、今日、みかぼ登山という恒例行事を行っているはずだったのですが、昨年の台風19号と新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から中止となっています。

神流町では、今日から河川に降りる道を封鎖し、公衆トイレも使用不可となっています。

これも新型コロナウィルス感染拡大防止の観点で行った処置です。

天気が良いので出かけたくなる気持ちも分かりますが、感染拡大を防ぐためにここは我慢しましょう。


今年は「みかぼ登山」も「鯉のぼり祭り」も中止です。


今日の神流町は、朝から曇りです。

気が付けば、もうすぐ4月も終わります。

神流町では、木々の緑が深まり始め、非常に山々の景色が見ごろになってきました。

例年であれば、今頃は、神流町で名物の鯉のぼりが掲揚されている時期ですが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から鯉のぼりを掲揚していません。

屋外だから鯉のぼりを掲揚してもいいんじゃないか、というご意見があるかもしれませんが、鯉のぼりを掲揚してしまうと、町外からの訪問客が多くなる可能性があり、密集状態になってしまうことを危惧して、鯉のぼりの掲揚を行いませんでした。

また、神流町の恒例行事である「みかぼ登山」も「鯉のぼり祭り」も今年は開催しません。
令和2年度みかぼ登山大会の中止について
(神流町HPより)
令和2年かんな鯉のぼり祭りの中止について
(神流町観光サイトより)

神流町の「みかぼ登山」「鯉のぼり祭り」は、長年行ってきた恒例行事であり、毎年この時期を楽しみにしていた方もいると思います。

恒例行事の中止というのは非常に寂しい感じもしますが、これも町民の命を守るために必要な判断だったと私は思っています。

神流町は、高齢化率60パーセントを超える超高齢化の自治体です。医療機関も少なく、入院施設はありません。

こうした小さな町でもし感染者が発生してしまったら、たちまち大問題となってしまいます。

町民の命を守るためには、こうした恒例行事を中止することも必要なのです。

来年以降、平穏な日々が取り戻せたら、また行事を行えばよいと思います。命があれば、行事を行うことは出来ます。

命があってこそなのです。

厳しい措置だと思われる方もいるかもしれませんが、ご理解していただければと思います。


神流町の保育園・小学校・中学校の休園・休校期間、5月末まで延長


今日の神流町は、朝から晴れています。

4月24日付で、群馬県が新型コロナウイルス感染拡大対策の一環として、県立学校の休校期間を5月末まで延長することを発表しました。
新型コロナウイルス感染症対策のための県立学校の臨時休業等について
(群馬県HPより)

この県立学校の休校期間延長の際、群馬県知事は各市町村に対しても強く同調することを求めていくと述べていました。

それを受けての判断か分かりませんが、神流町においても保育園・小学校・中学校・学童保育の休園・休校期間を5月末まで延長することを決定しました。
神流町の公共施設の状況
(神流町HPより)

保育園・学童保育については、特別な事情がある場合は、受け入れを可能となるようになっているので、利用したい方はぜひ神流町役場に相談していただければと思います。

今回の休校・休園期間延長は、緊急事態宣言が仮に5月6日に終了したとしても、感染の状況を把握するために必要な措置だと思います。

ただ、休校・休園期間を延長することは、各家庭や子どもたちに負担を強いることになるため、先日取り上げた神流町の「子育て世帯臨時生活応援商品券」のような取り組みをもっと増額なり、より拡充した施策を打てないものか検討していきたいと思います。

小学校・中学校の休校は、3月から始まり5月末までとなると、3か月間となります。

もともと予定されていた休みであれば、休みの間の計画を立てることもできたでしょうが、今回の場合は、急に決まったことです。どうやって過ごせばいいのか、始業した後もどうなるのかなど不安になっていると思います。

こうした不安を少しでも和らげられるような施策も必要だと思っています。


群馬県および神流町の新型コロナ対応支援策


今日の神流町は、晴れ時々曇りという状況です。

群馬県が緊急事態宣言対象地域となって1週間が経過しましたが、昨日、群馬県独自の支援策が発表されました。
休業協力に20万円支給 新型コロナウイルスで営業自粛で群馬県
(上毛新聞より)

群馬県の支援策の内容は、県の要請に伴って休業や営業時間短縮などの対応を行った事業者に対し、1事業者あたり20万円を支給するとのことです。

県からの要請により休業や営業時間短縮を行うことで、事業者の収入は減少しているため、このような施策は必要なことだと思います。

事業を営む上で、家賃や光熱費、また人件費などの経費が掛かります。現在のような状況では、こうした事業を維持する上での経費の支援が必要な時だと思います。

群馬県は、このほかにも無利子・無担保融資の無利子期間延長などの策も検討しているそうです。

また、私の住む神流町では独自の支援策として、「子育て世帯臨時生活応援商品券」を支給することを決めました。

この神流町の支援策は、神流町在住の18歳以下の人に対して、一人当たり1万円の商品券を支給するものです。

この施策は、学校や保育園の休校・休園に伴う家庭の負担軽減のために実施されることとなりました。

新型コロナウイルスの影響は、事業者だけでなく、家庭への影響も与えているので、こうした支援策も有効だと私は思います。

神流町の場合、各家庭の親戚等が近くにいるケースが多く、子どもを預かってもらえないことは少ないです。

ただ、給食の機会が減ったことで家庭で提供する食事の機会が増えるなど、子どものいる家庭での負担が増えています。

こうした状況に対応するために、必要な措置なのです。

このような支援策は、18歳以下の子どもの少ない(合計で81人)神流町だから実施できた施策です。もう少し規模が大きい自治体では、子どもの数が多くなり予算規模が大きくなってしまうことと行政への事務作業の負担増大から実施することは難しいでしょう。

小さな町の実態に応じた施策ともいえると思います。

群馬県と神流町、それぞれ事業者向けなのか家庭向けなのか、それぞれ支援対象は異なりますが、それぞれの地域に応じて必要な措置を実施しているのです。

緊急事態に対応するためには、各地域の状況を見極めて対応策を検討する必要があります。


訪れるところに住む人の気持ちになってみよう


今日の神流町は、朝から晴れています。

4月の神流町は、晴れていても、まだ朝の気温は10度未満で寒いのですが、日中は非常に暖かくなってきています。

ところで、昨日、神奈川県知事が、新型コロナウイルス感染拡大防止のために自粛要請が出ている中、先週末に神奈川県の特定地域に多くの人が訪れていたことに対して「来ないでほしい」と記者会見で訴えました。
神奈川県知事「神奈川にこないで」 外出自粛を呼びかけ
(NHKより)

神奈川県知事の発言は、4月19日に神奈川県藤沢市や鎌倉市に県外から多くの方が訪れ、緊急事態宣言前よりも人出が増える状況になったことに伴うものです。

私は、この神奈川県知事の気持ち、藤沢市や鎌倉市の方々の気持ちがよくわかります。

きっと他地域から訪れた方は、自粛することに疲れて一時の気晴らしをしたいと考えたのかもしれません。また、地方であれば、都会よりも人が密集する機会が少ないので感染するリスクが少ないだろうとも考えたでしょう。

しかし、訪問される現地の人の気持ちを考えてみると、おそらく「外部から新型コロナウイルスを持ち込まれるかもしれない」という思いがあったと思います。これは、地元の人にとってはかなりストレスを与えることになります。

こういう緊急事態の場合、「自分が良ければいい」という考えではなく、ぜひ、「自分の行動によって周りはどう思うか」を想像していただき、行動を判断していただきたいと思います。

自分たちの行動を不快に思い、ストレスを感じる人はいるのです。これを神奈川県知事は代弁してくれたのだと私は思います。

ぜひ、皆さん、訪問先の地元の人たちの気持ちを考えてみてください。

 


他地域からの流入自粛のお願い


昨日の神流町は、朝から雨が降り少し寒かったです。

今日の神流町は、朝から晴れています。

群馬県も緊急事態宣言の対象となり、先週末は初めての土日となりました。

群馬県においては、緊急事態宣言の対象となる前から他の都道府県の往来やできる限り外出を自粛するよう要請されていました。

仕事で往来する分にはしかたのないことだと思います。

ただ、休日になると明らかに仕事ではない町外からのツーリング等での流入が多くみられます。

その中の車両ナンバーには、特定警戒都道府県に指定されている地域のものも見られます。

私が自宅の中にいたとしても、ツーリングで通行するバイクや車の音が聞こえてきます。

山の中にある神流町は人が少ないから接触する機会が少ないだろう、屋外であれば感染するリスクはほとんどないだろうと思って、ツーリングに来るのだと思います。

しかし、神流町に住む人間としては、現在の新型コロナウイルス騒動が発生しているような時期に、外部からの人が入ることに非常にストレスを感じています。

そのため、新型コロナウイルスの騒動がおさまるまでは、出来るだけツーリング等での流入を控えていただきますようお願いします。


外出自粛の時間を有意義に


今日の神流町は、昨日の雨とうってかわってすっきりとした晴天となっています。

群馬県においても緊急事態宣言が出ていることから、私も原則外出を自粛しています。

自宅でできることを考えてみると、いろいろなことができるものです。

テレビを見たり、ネットで記事を見たり、動画を見たり。

ただ、上記のものだけだと飽きてくるので、この機会に読書をすることを私はお勧めします。

読書をすることで、知識を身につけられるだけでなく、思考も深まると言われています。

本は、ただ情報を掲載しているのではなく、著者の考えを知ることができます。

本を通して著者と対話するのです。

読書だけでなく、他にも自宅でできることがあるでしょう。

いろいろと工夫したりして、この外出自粛という事態を有意義な時間にしたいものです。