選挙について」カテゴリーアーカイブ

群馬県内においても投票率は低下する一方。


今日の神流町は、日中曇り、夕方から雨となりました。

最低気温は11,6度、最高気温は14,6度となりました。

今日の上毛新聞に、以下の記事がありました。

止まらぬ投票率低迷 ミニ統一選 組織戦に陰り なり手不足…

(上毛新聞より)

今年の4月は、群馬県において「ミニ統一地方選」と呼べるほど、首長選挙や議会選挙が集中しました。

この4月の選挙では、いずれも投票率が低下した旨、記事に記載されています。

投票率が低下する理由は、何なのか。

投票に行かない人に話を聞かなければわかりませんが、私たち議員は一人でも多くの人に投票に行ってほしくて、いろいろと考えながら選挙活動をしています。

投票率の低下を、「若者の政治離れ」という人もいますが、私はそれだけではないような気がしています。

私は、投票率を年代別に分析し、投票に行かない人の理由も調べて対策を検討する必要があると思います。

投票率を向上させる最も効果的な方法は、「投票を義務化」することですが、義務化してしまうと個々人の自主性を尊重できなくなるようで、私はあまり推奨しようとは思いません。

できれば、有権者が自分の意志で投票に行ってもらえる方法を検討したいのですが、投票に行かない理由は、いろいろな要因があって、一つの手法で解決できる問題ではないようです。

投票率が下がるということは、一部の人間で政治の方向性を決めてしまうことになり、民主主義を揺るがしかねない状態となります。

民主主義を維持していくためにも、投票率が向上する方法を検討し続けたいと思います。


藤岡市長選挙の結果を受けて。


今日の神流町は、午前中曇り、午後から雨となりました。

最低気温は10度、最高気温は17,5度となりました。

昨日、藤岡市長選挙の投開票が行われました。

藤岡市は、神流町の隣の自治体であり、非常に関係の深い地域です。

私は、今回、金沢みつたか候補の応援をさせてもらいました。

結果は、落選となりました。

金沢さんは、4年前の市長選にも挑戦し、今回が2回目でした。

この4年間の金沢さんは、毎日休まず活動し、多くの人に支援を募っていましたが、およびませんでした。

今回の藤岡市長選挙は、組織対市民という構図だと言われていました。

金沢さんは市民派として、政党や特定の組織の支援を受けずに活動してきました。

しかし、組織のチカラはかないませんでした。

選挙は、状況が見えない中での戦いだということがよく分かりました。

金沢さんも終盤は、多くの人から声援を受けていたので、手応えを感じていたようですが、選挙の情勢は見えませんでした。

選挙は本当に難しいものです。

今回、つくづく感じさせられました。


移動投票所という取り組み。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は1,1度、最高気温は17,2度となりました。

今日の上毛新聞に以下の記事がありました。

移動投票所で1票を 富岡市長選で市選管 高齢者支援へ導入

(上毛新聞より)

4月8日に告示された群馬県富岡市の市長選ですが、移動投票所を設けたそうです。

期日前投票のために、移動投票所を設けることで、交通手段が限られている高齢者の投票機会を確保するそうです。

投票率の低下は、政治への関心が低下しただけが要因ではありません。高齢者が投票所まで足を運ぶ手段が限られてしまっていることも、投票率に影響しています。

山間部の地域では、人口減少とともに投票所の数が減り、投票所までの距離が遠くなっている地域もあります。

今回の富岡市のような移動投票所という取り組みは、投票機会を確保するために非常に有効だと思います。ぜひ、多くの自治体で取り組んでほしいと思います。


投票割が、群馬県にも広がりつつあるようです。


今日の神流町は、終日晴れとなりました。

最低気温は9,9度、最高気温は19,2度となり、日中暖かくなりました。

今日の上毛新聞に、以下の記事がありました。

「投票割」群馬でもじわり浸透 温泉入浴やスマホ修理… 

(上毛新聞より)

投票割とは、選挙で投票した際にもらえる投票証明書を提示すると割り引きを受けられる取り組みです。

この投票割は、投票率向上のための策として、各地で取り組みが広がっています。

そんな投票割を行う店舗が、群馬県にも増えてきているようです。

このような取り組みは、行政主導ではなく、住民主導で行われています。

投票割だけで投票率がすぐに向上するわけではないと思いますが、このような取り組みを継続して行い、対象店舗を広げていくことは有効だと思います。

投票することは重要なことですが、投票割のようなサービスで気軽に投票できるすることも良いと思います。


投票箱の注文がさばききれないようです。


今日の神流町は、日中曇っていましたが、夕方から雨が降り始めました。

最低気温は11.9度、最高気温は19.1度となり、昨日より暖かくなりました。

今日の毎日新聞に、以下の記事がありました。

注文殺到10倍 メーカー悲鳴「受けきれない」
(毎日新聞より)

記事によると、10月22日投開票の衆院選の影響で、投票箱メーカーが生産に追われてさばききれない状態にあるそうです。

通常は、月に20台くらい生産しているようですが、今回の衆院選では約300台ほどを生産しないといけないそうです。15倍もの台数なので、生産能力をかなりオーバーしていそうですね。

投票箱というものは、選挙以外に使い道が無いので、あまり生産しません。ただ、普段あまり生産しないがゆえに、「いざ選挙」となったときに生産するのが大変になるのです。

世の中、なかなか都合よくならないようになっているものです。

 


玉村町議選の立候補予定者説明会が行われたそうです。


今日(8月23日)の神流町は、終日曇りとなりました。

最低気温は20.6度、最高気温は30.7度となり、今日も非常に暑くなりました。

8月22日に、群馬県玉村町の町会議員選挙(定数13、10月1日投開票)の立候補予定者説明会が開催されたそうです。

この説明会には、21陣営(現職13、新人8)が参加したそうです。

以前、当ブログでも取り上げましたが、玉村町議会は、現在定数「16」ですが、8月の臨時議会にて定数を3減らし、「13」にすることが決まりました。

前回の町会議員選挙は、無投票でしたが、今回の選挙は定数以上の候補者がでるようなので、無投票にはならなさそうですね。


横浜市長選の結果を受けて。


今日の神流町は、日中晴れとなり、夕方からパラパラと雨が降りました。

最低気温は21.7度、最高気温は31.6度となり、昨日の20度台の気温からガラッと変わって、暑くなりました。

昨日、7月30日には、横浜市長選が行われました。

横浜市長選、林文子氏が3選…自公推薦
(読売新聞より)

結果は、現職の林氏が再選する形となりました。

林市長の公約は、「待機児童問題の解消継続」と「統合型リゾート(IR)の誘致」とのことです。私は、この公約についてどうこうというつもりはありません。投票率について思うところがありました。

今回の横浜市長選の投票率は、「37.21%」と低いものでした。前回の横浜市長選は、「29.05%」と非常に低い状態だったので、そのころよりも投票率が少し高くなったものの、「37%」という投票率では、まだ高いとは言い切れないと、私は思っています。

横浜市の人口は、約373万人。うち有権者数は、約306万人です。今回の横浜市長選挙では、約114万人が投票に行きましたが、残りの約192万人は、投票に行かなかったわけです。

私は、投票に行かない人は、地方政治に対して意見を言うことはできないと思っています。住民が地方政治に対して意見を反映できる場が、選挙なのですから、そこに参加しないということは、地方政治への参加を拒否しているのと同じです。投票に参加しない人は、横浜市が抱える待機児童問題、介護問題、子供の貧困問題、ギャンブル依存症対策などに意見を言う資格は無いでしょう。これらの問題もしくはそれ以外の横浜市が抱える問題に対して、意見を述べたい、状況を改善したいのであれば、投票に行くことです。投票に行かなければ、現状が変わることなどないのです。

都市部において、地方選挙は、国政選挙よりも関心が低くなる傾向にあります。本来、地方政治というものは、住民の身近な問題に直接影響を与えるものなので、国政選挙よりも地方選挙に関心を向けるべきと私は思っています。地方選挙への関心が低い理由として、よくあげられる理由が「市長、議会が何をやっているか分からない」ということです。市長、議会側から活動を説明することも必要ですが、町会議員である私としては、もっと住民側からも地方政治に対して目を向けるように意識を変えていかないといけないとも思います。

私は、このようなブログを通して、少しずつですが、地方政治の重要性を発信し、少しでも地方政治に関心をもってもらえたらと思っています。地方政治に関心を持つことが、自分達の生活を改善すること、自分達の将来の生活につながるということを一人でも多くの人に分かってほしい、昨日の横浜市長選を見てあらためてそういう思いを持ちました。もっと地方政治の重要性を広めていかないといけませんね。


得票数が同じ場合、くじ引きで決まるようです。


今日の神流町は、終日雨となりました。

雨と言っても、降ったり止んだりを繰り返していて、まとまった降り方ではありませんでした。

最低気温は22度、最高気温は31度となり、今日も蒸し暑くなりました。

読売新聞に以下の記事を見つけました。

町議選2議席で3人くじ、落選者「仕方がない」
(読売新聞より)

記事では、島根県飯南町議会選挙が7月23日に行われ、定数10人のところ、9番目に得票した候補者が3人同数で並んだそうです。定数は10人であるため、3人のうち当選者を2名選ばなければならず、くじ引きで選んだそうです。

得票数が同数の場合、くじ引きによって決めることは、公職選挙法によって決まっているそうで、法律に従って、今回のくじ引きも行われたとのことです。

選挙では、最終的に「運」も味方につける必要があるのですね。


投票率について考える。


1.本日の活動
今日も神流町は、終日晴天となりました。

最低気温は4.6度、最高気温は17.7度と一日通して過ごしやすい気温でした。

今日は、終日家で資料作成や調べものをしていました。

2.投票率について考える
今日は、「投票率」について考えたいと思います。

日本では、国政選挙、地方選挙問わず、「投票率の低下」が問題になっています。

どこの自治体においても選挙を行う度に、「投票率」は、下がっていく傾向にあります。

昨年、選挙権の年齢が20歳から18歳まで引き下げられましたが、これは「投票数」の拡大であって、「投票率」の改善への直接の対応にはなりません。

では、「投票率」が下がると何が問題なのでしょうか?

「投票率」が下がったとしても、必ず投票に行く人はいます。特定の組織に所属している人、宗教、特定の政治的思想を持つ人、政治家の後援会に所属する人などです。そのような「必ず投票に行く人」を、一般的には「組織票」と言います。支持者に「組織」を持つ候補者は、「投票率」が下がったとしても一定の票を獲得できます。そのため、「投票率」が下がると、「組織」を持つ候補者の意見だけが政治に反映され、「組織」を持たない候補者は票を獲得できないことから、政治に意見を反映しづらくなることになります。

「組織」を持たない候補者の意見が政治に反映されなくなると、「組織」の利害を優先した政治のみが行われ、「組織」に関係のない問題には取り組まれなくなります。

したがって、「投票率」の低下は、特定の「組織」のみに有利な社会へとつながっていくと言えます。「組織」に属さない人の問題は解決されず、不便なまま変わらない社会になるとも言えます。

現在の日本では、国政選挙の「投票率」は40%台となり、地方選挙の「投票率」は30%台になることが頻繁に見られます。「投票に行かない人」の方が多いのです。そのため、「投票に行かない人」の意見は、反映されていない社会になっているとも言えます。「投票に行かない人」が多いということは、それだけ顕在していない問題が潜む可能性があるとも言えるのです。

投票に行ったとしても、自分が投票した候補者が落選する可能性があるため、必ずしも自分の意見が反映されるとは限りません。ただ、投票に行かなければ、自分の意見が反映される可能性は「ZERO」となります。可能性を「ZERO」にするよりも、投票に行って少しでも可能性を高めることを考えた方が良いと私は思います。

もちろん、「自分自身の意見と一致した候補者がいない」ということが多分にあると思います。そういうことの方が多いと思います。今の選挙制度では、有権者全員の意見を反映できるものではありません。ただ、「自分自身の意見と一致した候補者」がいなかったとしても、そこであきらめるのではなく、「自分の考えに近い候補者」や「自分の意見を聞いてくれそうな候補者」に投票したらいいのではないか、ということが私の意見です。

「投票率」低下については、いろいろな問題があり、いろいろな要因があります。ただ言えることは、「投票に行かなければ、政治を変えることは出来ない」ということです。政治は、投票者によって変えられます。投票しなければ政治は変えられません。

「投票率」について、まだまだ書ききれないことがありますが、今日はこのあたりで。


人の選挙を見て、自分の選挙を振り返る


1.本日の活動
今日の神流町は、曇っていて、時々パラパラと雨が降りました。

最低気温は7.5度、最高気温は17.9度となりました。

今日は、午前中・埼玉県飯能市へ、飯能市議会議員選挙の応援に行ってきました。そして、午後には、群馬県前橋市へ行き、教育に関するシンポジウムに参加してきました。

車での移動が多くなった一日でした。

2.人の選挙を見て、自分の選挙を振り返る
今日行ってきた埼玉県飯能市は、人口8万人の市で、北は秩父市、南は東京都に接しています。

神流町からは、直線距離で70kmほどで、車で2時間弱の道のりでした。

飯能市議会議員選挙は、4月23日投開票。定数19人のところに26人が立候補するという激戦となっています。

飯能市は、東京に近いところは住宅街なのですが、秩父市に接しているところは中山間地域となっているため、平地だけでなく、中山間地もまわる必要があるという選挙の難しさがあります。

今日、飯能市に行ってみて、「自分の町会議員選挙」のときを思い出しました。

選挙事務所のスタッフの方々と話をした際、聞こえてきたのは、「選挙って、スタッフになってみるとわからないことが多い」という言葉です。

私も2月の町会議員選挙のときに同じことを感じました。選挙は、「当事者」にならないと分からないことがたくさんあります。はたから見ていると簡単そうに見えますが、立候補者・スタッフになってみると、難しいことが分かります。

飯能市議会議員選挙の投開票日は、明日。吉報が届くことを祈っています。

他の人の選挙を見に行って、自分の選挙を振り返る機会となり、非常に勉強になりました。