月別アーカイブ: 2017年3月

3月11日。


今日も神流町は、終日晴れました。

ここのところ、晴れが続きます。

最低気温はマイナス1.8度、最高気温は10.7度でした。

今日は、「3月11日」。

2011年に東日本大震災が発生した日です。

あれから6年。

被災地の1日も早い復興を祈るばかりです。

震災から6年が経過しましたが、福島県では、放射能の影響で帰宅できない方が大勢います。

私は、大学4年間を福島県で過ごし、震災前の福島県を知っているため、震災における原発事故の影響で福島県の景色がガラッと変わってしまった衝撃を忘れられません。

昨年の1月に福島県を訪れる機会がありましたが、放射能の影響で復興が遅れていることは明らかでした。

常磐自動車道も、車では通行できますが、浪江町のあたりでは線量の高い場所があり、常磐道の脇には「車で通過する分には人体への影響はありません」という「おかしな注意書き」が設置されています。これは「車で通ってもいいけど、決して外に出ないでください」と言っているのです。(高速道路なので、車から外に出ることはありませんが)

今日は、東日本大震災における福島県の原発事故の様子を描いた「太陽の蓋」という映画を見てきました。

この映画の中で印象に残ったセリフは、(原発事故のことを)「人類が遭遇していない怪物に対応するようなもの」と例えていたところでした。

確かに、東日本大震災における原発事故は、人類が今まで経験したことのない大規模な事故でした。想定しようとしても、想定できないものでしょう。

今後、このような原発事故に対応するための方法には、「原発を作らない、使わない」ことと、「最小限の対処ではなく、最大限の対応を行うべき」ということだと思います。

2011年のときの政府の対応は、避難区域が徐々に広がっていくという、「対応が後手後手」のものでした。このような状況を回避するためにも、「最悪の状況を考えて、最大限の避難をさせる」ことが必要だと私は思います。

今日は、そんなことを考えました。


3月定例議会2日目。


1.本日の活動
今日(3月10日)も神流町は、終日晴れました。

最低気温はマイナス3度、最高気温は10.6度でした。

今日は、3月定例議会の2日目でした。

今日から予算の審議が開始されました。

2.予算の審議について
予算というものは、その自治体の「現状」「問題点」「今後の方向性」を数字で表す重要な資料です。

この予算という数字を通して、神流町の「問題点」を理解し、「問題」に対して「適切な対策が打てているか」「誤った方向に向かっていないか」を審議することが、本来の「予算の審議」だと私は思っています。

「予算の審議」は、議会にとって最も重要な職務だと思っています。そのため、「予算の審議」は、今日から4営業日という長期間かけて審議されます。

重要な職務であるからこそ、慎重に審議していこうと思います。


3月定例議会1日目。


1.本日の活動
今日も神流町は、晴れました。

最低気温はマイナス5度、最高気温は12.5度でした。

今日から3月の定例議会が始まりました。そのため、今日は終日議会でした。

2.3月定例議会1日目
今日は、「予算案の概要説明」と「一部の条例改正」に関する説明がありました。今日議決をしたのは、「条例改正」のみであり、「予算案」については、明日以降詳細な説明があり審議していきます。

神流町の場合、今回の定例議会で傍聴が可能なのは、「初日」と「最終日」の2日間です。

今日の議会に傍聴に来たのは、新聞社の方1名のみでしたが、神流町の場合、町で運営しているケーブルテレビで議会を録画放送します。今日の議会は、明日と明後日に分けて放送するようなので、ケーブルテレビの中継で見てくれる人がいると思います。

 


明日から定例議会。


1.本日の活動
今日の神流町は、久しぶりに晴天となりました。

しかし、気温はあまり上がらず、寒くなりました。

最低気温はマイナス5.1度、最高気温は7.9度でした。

今日は、明日から始まる定例議会に備えて、ヒアリングや資料の確認をしていました。

2.明日から定例議会
明日(3月9日)から、定例議会が開始されます。会期は、3月9日~16日の「6営業日」です。

3月1日の臨時議会は、議会といっても定例議会と異なるので、今回の定例議会が実質「初めての議会」となります。

資料を見ても、「日本語なのに、意味が分からない」というものばかりでした。勉強不足な状態です。

このような「日本語なのに、意味が分からない」という状況は、社会人になりたての時を思い出します。

社会人1年目のとき、職場に配属された当初は、職場でやり取りされる言葉の意味がまったく分からず、「日本にいるのに、外国にいるような感じ」がしました。

今回、議会に参加するにあたって、社会人1年目のときと同じ感じがしています。私は、「転職」をしたのが、今回初めてですが、きっと「まったく異なる業界」に転職した場合、どこの職業でもこのような「日本語なのに、意味が分からない」という状況を経験するのでしょう。

これも社会勉強です。


3月定例議会について


1.本日の活動
今日も神流町は、終日曇りでした。曇りが続きます。

最低気温はマイナス2.3度、最高気温は8.8度と、少し寒くなりました。

今日は、午前中、畑仕事の手伝い、午後は議会で行われた「全体協議会」に参加しました。

今日の「全体協議会」では、3月の定例議会における「議案」と「スケジュール」が説明されました。

2.3月定例議会について
3月の定例議会は、「3月9日」に開始されることになりました。

3月の定例議会では、議会の最も重要な職務である「予算」の審議が行われます。

議員となって初めての定例議会が「予算審議」という、いきなり重要な仕事が課されています。

まあ、「予算審議」は、議員となったからには、必ず経験しなければいけないものです。そのような重要な職務が「早く経験できる」とプレッシャーではなくプラスに考えて取り組むようにしています。


ペットを捨てること・ゴミの不法投棄はやめましょう。


1.本日の活動
今日も神流町は、終日曇りとなりました。

最低気温は0.3度、最高気温は10.4度でした。

今日は、3月の定例議会に備えて「一般質問」の提出をした後、家で、定例議会の資料を調べていました。

2.ペットを捨てたり、ゴミの不法投棄はやめましょう。
神流町は山奥の町であり、ひとけが少ないためか、捨て犬、捨て猫が見つかったり、ゴミの不法投棄が行われたりすることがあります。

このような行為は、神流町だけでなく、日本全国、世界どこでも行ってはいけないことでしょう。

ペットは生き物であり、飼えなくなった場合は、保健所に相談するなどの対応が必要です。(最善なのは、飼えなくなるようであれば、最初からペットを飼わないことです。そうすれば、ペットの命を無駄にすることはありません。)

ゴミは法律にのっとった処理をしなければいけません。人のいないところだと言って、捨てていいわけがありません。

ペットの問題も、ゴミの問題も、「自分だけは良い」「ちょっとくらいなら良い」と思っているから起こることではないでしょうか?

ペットを捨てたり、ゴミを不法投棄することは、決して行ってはいけない行為です。捨てる人自身も後悔するだろうし、捨てられた地区の方も迷惑します。誰も良い思いをしない行為です。

人間としてのマナーをしっかりと守らなければいけないと、今日はあらためて思いました。


初めての確定申告。


1.本日の活動
今日の神流町は、終日曇り。

最低気温はマイナス2.3度、最高気温は13.1度となり、非常に暖かくなりました。

今日は、役場に行って、確定申告を行い、帰ってきてからは定例議会に備えて資料の確認をしていました。

2.初めての確定申告
今日は、初めて確定申告を行いました。

昨年まで会社員だった私は、確定申告を行ったことがありませんでした。会社員の場合、税の申告は、ほとんど会社側でやってくれます。保険料控除等の年末調整も会社がやってくれました。

そのため、自分で役所に行って、申告を行うことはありませんでした。

会社員の方は、確定申告を気にしなくていいので、その分の作業が少なくていいですね。

会社を辞めてみて、国民年金や国民健康保険の手続きを行ったり、今日のような確定申告をしたりと「公的サービス」を受けるためには、いろいろな手続きが必要だということがよく分かります。

年金や公的保険、所得の再分配といった「公的サービス」は、いろいろな手続きを行い、いろいろな人が関わって成り立っているのです。

会社を辞めると、いろいろと社会勉強ができます。

会社に守られることもいいと思いますが、会社を辞めると、会社員には見えない、社会のいろいろなことが見えてくるものです。


初めての「耕耘機」。


1.本日の活動
今日も神流町は、終日晴れて、暖かくなりました。

最低気温はマイナス3.3度、最高気温は12.2度となりました。

今日は、午前中に「一般質問」の検討を行い、午後は、両親が管理している畑の手伝いをしました。

2.耕耘機について
今日、畑仕事を手伝う中で、生まれて初めて「耕耘機(こううんき)」を運転しました。

「耕耘機」とは、畑を耕す機械です。トラクターは大きく平らな畑を耕す際に使用するのですが、耕耘機はトラクターの入らないような小さな畑を耕す際に使用します。

耕耘機については、以下のHONDAのサイトに分かりやすく記載してあります。
http://www.honda.co.jp/tiller/

神流町は、山間の町であり、急峻な地形であることから、平らで大規模な畑はほとんどありません。小規模な畑が多いことから、耕耘機を持っている方が多く見られます。

私は、今日初めて耕耘機を運転しました。

見ていると簡単そうなのですが、実際に使ってみると難しかったです。うまくコントロールするには、「コツ」が必要で、父に教わりながら運転しました。

畑でも、場所によって土質が異なり土の固さも異なるため、耕耘機を運転しながら土質の違いを感じることができました。

私が子供のときには、まったく畑仕事を手伝ったことが無かったので、大人になってから初めて経験することになりました。

神流町では、大規模な畑が無いので、「農家」を行っている家庭は少ないのですが、「趣味」で畑をしている家庭は多くあります。私も、神流町に戻ってきたからには、少しずつ畑仕事を覚えていきたいと思います。


リーダーとは、部下の行動に責任を持たなければいけない。


1.本日の活動
今日の神流町は、終日晴れとなり、気温も高くなりました。

最低気温はマイナス0.1度、最高気温は11.8度でした。

今日は、とても暖かく感じましたが、暖かくなった分、スギ花粉の飛んだ量も多かったようで目がかゆくなりました。

今日は、「選挙運動収支報告書」を提出し、「一般質問」の検討を行いました。

「選挙運動収支報告書」を提出したので、ようやく選挙の作業が全て終わりました。

2.リーダーの責任について
突然ですが、「リーダーの責任」について考えたいと思います。

リーダーとは、部下を動きやすくし、部下に仕事しやすくすることも役割だと思います。

ただ、動きやすくした分、部下が行った行動については、全てリーダーに責任があると私は思っています。たとえ、部下が報告を行わず、許可をとらずに勝手に行動を行ったとしても、部下の行動の結果については、全てリーダーにも責任があると私は思います。だから、部下の行動について、「知らなかった」という説明では済まされないのです。「知らなかった」ということが事実だとしたら、「部下の行動は、把握していないが、責任は私にある」と説明するのが、本来のリーダーであるべき人の説明だと私は思います。

部下の行動を全て把握することは難しいです。組織の規模が大きくなればなるほど、部下の行動を把握することは「不可能」に近くなります。しかし、部下の行動を把握できなかったからと言って、リーダーに責任が無いとは言えないと思います。

リーダーから部下に対して全ての行動を支持していたのでは、リーダー自体の職務が遂行できなくなります。また、部下自身に考えさせ行動するように、あえて部下に権限を委譲することも、リーダーの役割です。ただ、権限を委譲したと言っても、責任までも委譲できるとは限りません。責任は、あくまでもリーダーに残るのです。

組織の長になる、部下を持つということは「リーダーになる」ということです。リーダーになるからには、リーダーとしての自覚を持たなければいけません。リーダーとしての自覚の無い人間が、リーダーになってはいけません。

リーダーとしての自覚は、政治家にも求められます。政治家になる人間は、「自分はリーダーである」「自分には責任がある」ということを意識してほしいと思います。

このようなことを書きながら、私自身にも言い聞かせています。


「緑のふるさと協力隊」の活動報告会に参加。


1.本日の活動
今日の神流町は、曇り時々雨という天気でした。

昨日の夜に降った雪は、雨が降ったためか、積もらずにすみました。

最低気温は1.7度、最高気温は7.1度でした。

今日で、町会議員になって「2日目」。

今日は、午前中、「緑のふるさと協力隊」の活動報告会に参加し、午後は役場でヒアリング、その後、前橋市に移動して県庁でヒアリングと勉強会に参加しました。

いろいろとやることがあって、充実した1日だったと思います。

2.「緑のふるさと協力隊」の活動報告会
今日は、「緑のふるさと協力隊」の活動報告会が行われました。

「緑のふるさと協力隊」は、総務省が行っている「地域おこし協力隊」とは別のものです。

「緑のふるさと協力隊」とは、NPO法人「地球緑化センター」が主体となって行っている事業であり、若者を地域活性化に取り組む自治体に派遣し、1年間その地域に住みながら取り組むプログラムとのことです。
詳細は、以下のサイトを参照願います。
http://www.n-gec.org/activities/furusato.html

今年度で「23期」になる事業で、神流町には「8年連続」で来ていただいています。

神流町では、神流町役場の「産業建設課」に所属してもらい、「イベントへの協力」「農家への支援」「地域活性化事業」などに取り組んでもらっています。

今回、私がこの活動報告会に参加した理由は、「神流町の町外から来た人は、『なぜ神流町に来て』『神流町のことをどう思ったのか』」知りたかったからです。

今日の活動報告会で、協力隊の方がおっしゃっていた「神流町に来た理由」は、「食べ物のルーツを知りたい」「本当の『心の豊かさ』とは何なのか知りたい」というものでした。

そして、協力隊の方は、神流町で農作業をしたり、四季を通じた自然を見ることで「食べ物の作成過程」「食べ物を作る苦労」を学ぶことができたそうです。神流町の各種伝統行事に参加して、「地域の文化」「地域の知恵」に触れることもできたとのことです。

また、「心の豊かさ」とは、「お金ではなく、人とのかかわりあいの中で手に入れるもの」ということをおっしゃっていました。

こうして外部から来た人に神流町に対する感想を言ってもらうと、「ずっと神流町に住み続けている人では気づけない神流町の良さ」が分かるような気がしました。

地域というものは、そこに住み続けている人もいれば、移住してきてくれる人もいます。いろんな人がいてなりたっているのが、地域です。いろんな人がいて、様々な価値観がある、そのような「多様性」があることが地域が存続していくために必要なことだと私は思っています。

「多様性」を築くために、いろんな人の入れ替わりも必要です。

今日の活動報告会に参加して、このようなことを考えさせられました。